進学塾、通わせる校舎の責任者次第で実績は変わる、かも?

同じ塾でも、責任者が変われば大きく変わるかも!?

知り合いが勤めている,大手の進学塾。

生徒数が1学年100名ほどで地域の核になるような大きな校舎(A校)があり,私鉄の駅を2つほど隣に行ったところに,同じ塾の,規模が半分ほどの校舎(B校)があります。

普通,規模が大きくなればそれに比例して合格実績も上がります。

ところがこの2つの校舎,合格実績が完全に逆転している。

例えば,A校。男子は60名強でその地域の最難関であるS学院に5名の合格。
一方B校は男子は30人弱で,同じS学院に10名合格。他の難関校についてもほぼ同じ結果に。
さらに中堅校のSN学園にいたっては,A校では最下位クラスからの合格者はほとんどなく,B校では最下位クラスからもクラスの3分の1が合格している。

そこで,知人は言います。規模じゃない,中身が大切。知人はB校に所属しています。
「面倒の見方がまるでちがう。あっちは呼び出しがあってもただ来させているだけ。アリバイづくりや。うちは子供に向かい合って、必要なことをさせるから。」

同じ塾でもこれだけ違う。実際,塾生の中には,そういう噂を聞きつけて,A校からB校へと移籍する子供も年に数名いるらしい。

塾選びはブランド選び?じゃないでしょう。

塾を選ぶときは,ついつい浜学園だ,希学園だと塾のブランドに気を取られがちですが,

・どの校舎に通うのか?
・その校舎の雰囲気は?
・校舎の責任者(校長や校責)の評判は?

こんなことにも注意しないといけませんね。

ただ、こういった内部情報に属することは、なかなか外には出てきにくいものです。教わっている先生や、ましては校舎の責任者に尋ねたところで、教えてくれるはずもありません。

そういった評判は,入試を終えた卒塾生の保護者から聞き出すのがいいかもしれません。
(入試を終えたお母さんたちは,もう怖いものがないので結構いろんなことを話してくれます。)

校舎の責任者や講師の先生がガラッと変わる場合もあります

塾の、あるいはある塾の校舎にまつわる評判をせっかく集めたのに、校舎の責任者が変わっていたり、担当の先生ががらっと入れ替わっていたり、ということもあります。

特に、講師の先生方が基本的に校舎に所属するという形態をとっている塾(馬淵、日能研、能開など)では、年度替わりに先生方の異動はつきもの。

頼りにしていた先生が、他教室に異動になったり退職したり、ということがあった場合は、後任の先生を信じて任せるしかありません。

ただ、その場合はできるだけ早く新しい先生と話をする機会を作ってもらって、子供のことをお願いしておきましょう。

こういったことまで考えたら、塾選び、通わせる校舎選びは難しいですね。

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