算数アドベンチャー 龍の鏡 4人の子どもと物の怪たち

算数アドベンチャー 龍の鏡 4人の子どもと物の怪たち

Amazon kindleから「算数アドベンチャー 龍の鏡 4人の子どもと物の怪たち」を発刊しました。

算数アドベンチャー 龍の鏡: 4人の子どもと物の怪たち Kindle版

算数と物語、算数嫌いを一人でも減らしたい

本書は、「数に対する感覚を磨く」という目的で作成したものです。
算数の学習を進めていく上で、「正確に速く計算する力を身につけておくこと」はきわめて重要です。
ほとんどの問題は、それを解決し答えを導くために、数的な処理を行わないといけません。つまり、正確な計算です。
そういった数的な処理を自由に行うためには、単純な計算練習の積み重ねが不可欠です。
しかし、単純な計算練習は『苦行』です。
算数が嫌いな子は、おそらくこの段階から量産されているでしょう。(中には、計算はできるけど算数は嫌いという子もいますよね。いや、むしろ、「図形嫌い」「割合嫌い」「速さ嫌い」を公言する子も多いのが現実です。)
ですが、子どもたちの先々の受験(中学受験だけではなく、高校受験や大学受験に至るまで)のことを考えると、ここで算数嫌いにさせたままにしておくのは、もったいないことです。
また、人がその経済活動をまっとうに遂行するためにも、算数的なあるいはその先にある数学的な素養は絶対に役立ちます。
その計算力を支える部分に少しでも楽しく取り組んでほしい、数嫌いというアレルギーを少しでもなくしてほしい、前のめりに算数に取り組んでほしい、という思いで、本書を作りました。
じつは、先に書いた算数の「〇〇嫌い」という子は、実は計算が面倒だから嫌い、引き算が苦手だから嫌いなどという子も多く含まれます。
ですから、素早く計算できる「算数脳」を手に入れたら、かなり改善が期待できるのです。
その意味でも、本書で取り上げた算数ゲームに親しんでくれたらと思います。

物語の概要は

小学生4人が物の怪と対峙して最終目標にたどり着くという物語仕立てにし、ロールプレイングゲーム風に冒険の要素を加え、様々な場面を進みながら、この算数のゲームと取り組んでもらえたらいいなと思います。

鳥の化け物、サルの格好をした化け物、鼻と口のない化け物、異相の巨大グマ(の家族?)、龍の姿の女性(メスの龍?)などの物の怪たちと、算数ゲームで勝負しながらゴールを目指す小学生の4人組、という設定です。

小学校の低学年のうちに手に取ってほしい

もちろん、小学校の4年や5年でやり始めても役に立つ(むしろ中学受験を考えない、今から数学で困らない子にしたいというのであれば役立つ)内容だと思います。
単純な足し算や引き算にそれだけの威力があるのか、お疑いの方もいらっしゃるでしょう。それに、算数脳が多少鍛えられたって、数学に役立つのかとお考えになる面々もいらっしゃることでしょう。

詳しい理屈は分かりませんが、単純に「数になじむ」ことができるようになれば、その子の算数力や数学力が向上していると感じることが多いのです。

本書を手にとって、中身をご覧いただき、その中で出てくるいくつかの「ゲーム」に興味を持って、「自分でもやってみようかな」と思ってもらえたら、これに勝る喜びはありません。

➤本編特典

本編の特典は以下の通りです。

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