ヴィアトール学園洛星中学校


ヴィアトール学園 洛星中学校:学校概要

「人の痛みに気づく人、学ぶ楽しさを知る人に」

カトリック・ヴィアトール会を設立母体とし、京都を代表する進学校でありながら、自由で穏やかな校風を大切にしています。

  • 所在地:〒603-8342 京都市北区小松原南町 33
  • 電話:075-466-0001
  • 公式サイトhttp://www.rakusei.ac.jp/
  • 最寄り駅:京都市バス「北野白梅町」徒歩約7分、京福電車「北野白梅町駅」徒歩約10分
  • 宗教:キリスト教(カトリック)

学費(2024年度参考)

項目金額
初年度納入金合計約944,600円
入学金120,000円
授業料(年額)576,000円
その他(教育充実費等)248,600円

※制服代、学用品費、修学旅行積立金等は別途必要です。


入試概要(2025年度予定)

入試日程や募集人員は年度により微調整されるため、最新の募集要項を必ずご確認ください。

  • 募集定員:約225名
    • 前期:約180名(ノートルダム学院小特別選抜を含む)
    • 後期:約45名
  • 入試日程
    • 前期:1月中旬(統一入試開始日)
    • 後期:1月下旬(統一入試開始から6日目)
  • 入試科目
    • 4科目型(国・算・理・社)または 3科目型(国・算・理)の選択制
  • 難易度
    • 偏差値:62〜68程度(浜学園・馬渕教室などの模試指標による)

大学合格実績(2024年度入試 主要大学)

京都大学への合格者数は全国トップクラスを維持しており、医学部医学科への強さも顕著です。

大学名合格者数(現浪計)大学名合格者数(現浪計)
東京大11名早稲田大28名
京都大44名慶應義塾大23名
大阪大15名同志社大74名
神戸大17名立命館大59名
国公立大医学部55名京都府立医大13名

※最新の情報は必ず学校ホームページでご確認ください。

洛星中学校の特徴

1. グローバル・語学研修

希望制・選抜制の充実した海外研修が復活・拡充されています。

  • 中3(希望者):オーストラリア・ブリスベン(春季:約2週間)
  • 高1・2(選抜):アメリカ・シアトル、ボストン(夏季:約2週間)
  • その他:校内での「イングリッシュ・キャンプ」やオンライン英会話の導入。

2. 多彩なクラブ活動

「全人教育」の名の通り、部活動加入率は非常に高く、全国レベルの部も存在します。

  • 文化部オーケストラ(非常に有名)、生物、地理、歴史、演劇、囲碁将棋、茶道、謡曲、科学、ロボット工作など。
  • 運動部:水泳、バドミントン、野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、剣道、柔道、テニス、卓球、陸上。

Note: 洛星は2022年に創立70周年を迎え、校舎のリニューアルやICT環境(1人1台のタブレット端末)の整備が完了しています。

(注)入試データ 2019年度分,大学合格実績データ 2018年度分

1. 洛星入試の全体戦略

洛星の入試問題は、奇をてらった難問(いわゆる「悪問」)は少なく、「思考のプロセス」と「記述力」を問う良問が中心です。

  • 「基礎の徹底」が合否を分ける:難解なパズルを解く力よりも、教科書の根本理解と、それを論理的に説明する力が求められます。
  • 配点のバランス:4科目(国・算・理・社)または3科目(国・算・理)の選択制です。社会が得意な場合は、4科目での受験がリスク分散になります。
  • 「前期」と「後期」の違い:前期は募集人数が多く、標準的な難易度。後期は超高倍率の激戦となるため、第一志望であれば必ず前期で決めきる準備が必要です。

2. 科目別・具体的な勉強法

■ 算数:記述と正確な処理

洛星の算数は、答えだけでなく「式や考え方」を書かせる記述式です。

  • 図を描く習慣:図形問題や割合の問題では、問題用紙の余白に正確な「線分図」や「てんびん図」を描き、思考を視覚化する練習を徹底してください。
  • 典型問題の完答:速さ、平面・立体図形、数の性質など、頻出単元の典型問題を「なぜその式になるのか」説明できるまで習得しましょう。
  • 部分点をもぎ取る:最後まで計算が合わなくても、途中の考え方が正しければ加点されます。日頃から「消しゴムで消さずに、考えた跡を残す」練習が有効です。

■ 国語:長文読解と精神年齢の向上

文章量が多く、内容も精神的に少し大人びたテーマ(哲学、人間関係の機微など)が出題される傾向にあります。

  • 記述力の養成:100文字程度の記述問題が出ることがあります。本文の言葉を抜き出すだけでなく、自分の言葉で要約・換言する力が必要です。
  • 語彙力の強化:難解な語句や慣用句が当たり前に出てきます。日常的に辞書を引き、言葉のストックを増やしましょう。

■ 理科:実験・観察データの分析

暗記だけでは通用しない、初見の実験データやグラフを読み解く問題が特徴的です。

  • 「なぜ?」を考える:実験の結果だけを覚えるのではなく、「なぜその結果になったのか」「変数を変えるとどうなるか」を推測する訓練をしてください。
  • 計算問題の精度:中和反応やバネ、電流などの計算問題は、洛星志望者なら確実に得点してくるポイントです。

■ 社会:歴史の流れと時事問題

  • 歴史の因果関係:出来事の年号だけでなく、「背景(なぜ起きたか)」と「影響(その後どうなったか)」をセットで理解しましょう。
  • 京都・地元の知識:京都の歴史や地理に関する問題が時折出題されます。

3. 学習スケジュールのポイント

  • 5年生〜6年夏:大手塾のカリキュラム(浜学園、馬渕教室、希学園など)にしっかり乗り、苦手単元を作らないことに専念してください。
  • 6年秋〜:過去問演習を開始。洛星の解答用紙は独特のサイズ感があるため、実寸大でコピーして「時間配分」と「記述のスペース配分」を体で覚えましょう。
  • 模試の活用:冠模試(洛星入試練習など)を積極的に受け、ライバルの中での立ち位置を確認してください。

4. 学習を支える「心構え」

洛星は「自主・自律」を重んじる学校です。詰め込み式の勉強だけでなく、「なぜこうなるんだろう?」と楽しんで考える姿勢を持つことが、入試本番での粘り強さにつながります。

もし現在、大手塾の進度や質問対応の少なさに不安を感じていらっしゃる場合は、特定の単元(特に算数の図形や記述対策など)に絞って、プロ家庭教師や個別指導で「思考の整理」をサポートしてもらうのも非常に有効な戦略です。

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