塾に通いだせば,弱点補強等で,自分で参考書や問題集をやる時間もなかなか取れないかもしれませんね。でも,受験することは自分自身の問題です。合格を勝ち取るために,ぜひ有効に利用してほしいと思います。

中学入試 算数 塾技100
塾で習っても,解き方を忘れることがあります。そういった時にもこの本は強みを発揮します。
塾の内容が一通り分かっているという受験生には不要です。ただ,弱点補強には役に立つでしょう。
難関校にも対応できるよう,難問もわかりやすくまとめてくれています。
算数/プラスワン問題集―中学受験

中堅校の中学受験に求められている算数の良問が厳選されています。解説も分かりやすくコンパクトにまとめられています。難関校受験の基礎固めにも役立つでしょう。内容は,基礎講義,問題,解答解説となっています。
「中学への算数」の東京出版ならではの問題集です。
ただ,内容的に若干古い部分はあります。が,そこは最新の過去問等で補っていけます。この本で,まず土台を固めましょう。
中学への算数増刊 合格を決めるキーポイント 2014年 04月号 [雑誌]

多くの進学塾では,5年生の段階で受験に必要な算数の基礎はすべて終了します。しかし,6年生になって本格的な受験勉強が始まると応用発展内容が次々と出てきます。そんなときのために,この本で土台を固めなおすことは非常に重要ではないでしょうか。また,算数が苦手な受験生が夏休みなど時間に余裕があるときにこの本で総復習をしておくことも,秋から始めないといけない入試演習には役立つでしょう。「中学への算数」を出版する東京出版の編集ですから,厳選された問題,詳しい解説ととてもよくまとまった良本です。
算数ベストチェック―中学受験用 (日能研ブックス)

日能研編集。算数が苦手な人はこの本に沿って一つ一つのテーマを確実にこなすことから始めましょう。算数がある程度得意だという人もできれば6年の本格的な受験勉強に入るまでにこの本を1冊仕上げておくことをお勧めします。知識の整理もできるし,あやふやなところを解消して,自信をもって次のレベルに進んでいけますよ。
ただし,必要最低限の単元に絞られていますから,遅くとも6年の秋からは過去問演習等でいろいろな問題に触れていきましょう。
中学入試 実力突破 算数 計算と一行問題: 偏差値63を超える! 毎朝10分の合格トレーニング (中学入試絶対合格プロジェクト)

1日3問で60日で終わるようなドリル。
毎日少なくとも1題は「解けない」問題に出会うこと,そしてその日のうちに解けない問題を克服するというテーマのもと作られています。
問題の難易度はけっこう高めで,難関校向けの重要な問題はほぼ網羅されています。
解答解説が取り外せ,丁寧に書かれていますから,この偏差値帯の子供ならかなりの部分,1人でできそうです。受験学年である6年の4~5月から始めて,毎日繰り返しやることを日課にできたら問題対応力もついてくるでしょう。
なお,このシリーズには「中学入試 算数 実力突破 計算と一行問題 基本編: 偏差値55を超える! 毎朝10分の合格トレーニング (中学入試絶対合格プロジェクト)」もあって,実力に応じて使い分けられます。
Z会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30

Z会中学受験コース3,4年生で習うことをまとめた本ですから,Z会中学受験コースを途中から始めた人や,受講しているが昔やった事がらを復習したい人のための本です。ですが,進学塾に入る前の3年生,4年生の自習用にも優れています。本格的な受験勉強に入る前の準備段階として基礎を固めるためにもいいでしょう。
30テーマに分かれていて,体系的に学ぶことができます。
また,今まで中学受験のための準備をしていなかった子供が受験の基礎固めをし,進学塾の授業についていくための教材としても役立ちます。
中学入試カードで鍛える図形の必勝手筋 平面図形編
例題解説が44問あります。どれも厳選された良問揃い。どちらかというと算数が苦手な子には向かない。得意な算数をさらに得点源にするための参考書、といったものです。
しかし、この本の画期的なところは、例題で扱った問題がすべてカードになっているところ。「ランダムに並べたカードを見て、反射的に手筋と解答の流れが頭の中に明確に思い浮かぶ」これを目標に作られた本です。図形の問題はある意味ひらめきが勝負どころですが、それを反射の問題にしてしまおうという試みもよく、優れた参考書です。難関校を考えている受験生必携といっていいでしょう。
カードで鍛える図形の必勝手筋 動く図形・立体図形編―中学入試
上で紹介した本の続編で図形の移動と立体図形を扱っています。これも例題解説が44問あります。どれも厳選された良問揃い。算数は得意というお子さんでも、立体図形や図形の移動となると少し苦手という子が多いですね。この本は、そういう子が、立体や移動の問題を得点源にするための本ということができます。
やはり、例題で扱った問題がすべてカードになっています。「ランダムに並べたカードを見て、反射的に手筋と解答の流れが頭の中に明確に思い浮かぶ」これ図形の問題を解いていくうえでは非常に有効です。カードなので、いつでも持ち歩け、ちょっとした時間にパラパラと見直す。これをするのとしないのとでは、結果が大きく変わってくる可能性があります。この本も、難関校を考えている受験生必携です。
「中学受験のための算数レシピ 算数教室」
お母さん、お父さんのための算数教材をご紹介します。
・数の問題編 ・割合・比編 ・速さ編 ・平面図形編 ・立体図形編の全5巻。
お母さん、お父さんがご家庭でお子様の質問に答えたり、ポイントを指摘したりできるように、お母さん、お父さんに利用していただくことを目指して作成しました。
ご購入はこちらからどうぞ。
中学受験に役立つ書籍に戻る

中学受験を成功に導く無料メールセミナー、スタート

中学受験生の保護者の方にぜひ知ってい置いてほしい、「受験を成功に導く」親の役割、メールセミナーでどうぞ。
登録はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください