今までいただいたご質問・ご相談から

Z会の通信教育

Z会の通信添削で大学受験を戦った保護者も多いと思います。今のZ会には幼児期から使えるとてもいい教材があります。ぜひ資料を請求して、手に取ってご覧ください。




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    過去の質問例

    ここでは、過去にご質問いただいた内容と、返信を、個人が特定できないよう若干修正してご覧いただきます。

    小4難関算数特訓についての質問

    はじめまして、○○と申します。
    標記の件、新小4の難関算数特訓は必要でしょうか?
    先日、愚息だけが難関算数特訓を受講しておらず、校責任者から受講していないのは愚息のみと指摘され、是非とも受講するべきと言われました。
    下記詳細です。
    愚息は、○○に在籍してます。
    小2から入塾で、公開模試、実力テスト等では常にトップ10で、得意科目は算数です。
    小3では難関算数特訓をオプションで受講してま
    したが、小4は受講せず、小5から最難関算数特訓を受講する考えです。
    ただし、小4××××(成績上位者を一か所に集めて指導する講座)は受講予定です。

    以上ですが、返信お待ちしてます。

    回答

    お問い合わせ、ありがとうございます。
    私の考えを書かせて頂きます。参考になれば幸いです。

    塾が特訓の受講を勧めるのは、何も経営的な観点からばかりではありません。できる子が集まった時のお互いに与え合う好影響、相乗効果が期待できるから、という面もあります。さらに、できる子が受講していないと、それを選択した多くの子のモチベーションに悪影響があると考えるという面もあります。
    しかし、受講する、しないは保護者の責任で。塾は責任をとってはくれません。

    さて、結論から言えば、受講する必要はないように思います。
    実際、今年も○○塾では××特訓を首になった子の中から複数の灘合格者が出ています。
    いろいろな特訓は、子供にとって必要か否か、親が子供の様子をしっかり観察し、塾の担当者と相談もしながら、最終的に判断すればいいことです。
    4年の間は、「算数が好きだから勉強する」ということは非常に大事なこと。
    課題が増えて、宿題に追われ好きな算数が嫌いになると元もこもありません。
    また、担当により、算数の教え方、タッチが微妙に異なることもあり、そのため、混乱し、成績を下げる子もいます。

    ただ、次の点は考慮してもいいかもしれません。
    それは、新たな担当者の教え方が子供にいい影響を与える場合。中には、新しい担当者になって、目から鱗、という経験をすることもあります。特に算数が好きな子には、新しい見方、考え方が、すごくいい影響になる場合もあります。
    ただ、○○さんの場合、××特訓を受けられるとのこと。
    いい影響はそこで得てくる可能性は大いにあるでしょうね。

    転塾について

    双子の息子を持つ保護者です。3年生の秋より○○塾土曜スクールに通塾しています。
    1人はsクラス(仮にA)、1人はhクラス(仮にB)に在籍しています。二人に関して転塾を考えています。理由もそれぞれ異なります。
    Aは授業は充分理解し、復習テストは点数が取れますが公開テストでは基本が抜けている事もよくあり成績がなかなか定まりません(偏差値40〜58)。教育相談を何度かしていただきましたが、算数の先生から『上のクラスの方はプロの家庭教師をつけている方が多いです。余裕があれば家庭教師をつけてみてはどうでしょう。』
    と言われ、根本的解決にはならず夫婦ともに不安になったことが大きな原因です。私が公開テストや復習テストのやり直し、苦手ジャンルの復習のカリキュラムを組んで勉強していますが二人同時に見ているので充分には出来ていません。
    Bは授業の3割も理解できておらず、○○塾はフォローがないので私が授業の翌日に1から教えています。先生には△△(系列の個別指導)を勧められました。その時の面談で(1年間見ていただいた算数の先生でしたが)Bが3割しか理解していないことも分かっておらず、公開テストを見て驚いておりました。このような状況で○○塾に不安がつのり、教育相談も解決にはいたらない一般的なことしかお話いただけないことばかりで転塾を検討しています。
    ◇◇塾は先生は親身になってお話を聞いてくださり、個人個人にあったアドバイスをいただけるのではないかという期待があり考えています(A)。ただテキストの充実度、拘束時間の長さがネックになり迷っています。またBには進度が比較的ゆっくりで期間講習も復習のみの□□塾、地元密着でわかるまで授業で教えてくれる××塾も検討しております。
    ◇◇塾のテキストでも大阪星光、六甲などの学校に対応できますでしょうか?
    また、◇◇塾、□□塾の特色等を教えていただけると幸いです。

    回答

    まず、○○塾の土曜スクールですが、これには力のある先生だけで回すことができないので(何せ、各教室一斉に授業するものですから)、力のない先生なども多く混じっています。(平常の授業であれば、力のある先生が順繰りにクラスの授業を担当します。)
    ですので、B君の状態もある程度把握してくれるでしょうが、ただ、○○塾の問題点は、実際に授業を見事にこなす先生が一人一人の子をフォローすることが非常に少ない点ですね。
    ですので、各家庭でのフォローは欠かせない状態となります。

    では、そのあたり、お書きの□□塾や◇◇塾はどうか。 
    実はここも担当者の力量が大きく影響します。
    みんながみんな、力のある、経験の豊富な(経験があればいいという訳ではないですが・・・)講師という訳ではありません。
    ただ、校に張り付く先生が多い分、ある程度の面倒は見てもらえます。
    それに講師で埒が明かない場合は、校の責任者と直接話をし、希望を伝えることで対応してもらえる可能性が大きくなります。
    (大手の塾で、個別対応が一番弱いのが○○塾ですから、こういったことを期待しない保護者の方が多くいます。)

    個別や家庭教師は、講師や責任者に相談し、いろいろやってもらってからでも遅くはありません。

    次に、星光や六甲に対応しているテキストか、というご相談ですが、大手の塾の教材であれば、六甲や大阪星光には十分対応できます。
    ただ、□□塾は、○○塾や●●塾と違い、教え方が遠まわしだったり、ポイントが押さえにくかったり、少し古かったりという欠点はあります。
    また、◇◇塾は1回1回のまとまりはあり、復習もしやすいテキストですが、ポイントが分かりにくいという点が難点です。

    しかし、5年までの間で最低限押さえないといけない部分は、どちらで取り組んだとしても問題はないと思います。

    5年までの土台を、お通いの塾のテキストでしっかり固めておけば、6年になって難関中学は十分視野に入ってきます。

    あと、六甲や大阪星光レベルの学校になると、算数の力もさることながら、国語力をつけておくことがとても大切です。
    入試は、最終的には各教科バランスよく得点できる子が本当に強いです。国語こそ、一朝一夕に力がつく教科ではありませんから、塾のテキストをしっかりやりこんでいくことが必要です。(5年、6年になってテキストや復習テストが急に難しくなったとき、国語に苦手意識ができて苦労する子をたくさん見てきました。)

    それと蛇足ですが、A君とB君はそれぞれにあった別々の塾に入れてあげて、それぞれの個性に見合った伸ばし方をしてあげてください。
    けっこう双子で違う塾に行っている子は多い気がします。
    1歳2歳年の離れた兄弟が同じ塾に同時進行で通っていて、片方がよくできるというとき、どうしてもできない子の方が劣等感を持ってしまって、いい結果につながらないというのもよく目にしました。
    お兄ちゃんが勉強で、弟がスポーツでがんばっているというのも保護者からよく聞きます。
    みなさん、それぞれ苦労されているようです。

    お答えになったかどうか、参考になるかどうかわかりませんが、思うところを書いてみました。

    転塾は学年が上がるほど難しくなります。3年から4年にあがるというタイミングはちょうどいいと思います。
    どうぞ、焦ることなくじっくりと頑張らせてあげてください。

    清風南海の特進コースについて

    こんにちは。
    中学受験予定の小5男子の母です。
    我が家は大阪の南部にあり、今後志望校を設定するのに通学の利便性なども考えると、智辯和歌山、近大和歌山と清風南海あたりを目標にしたいと思っております。
    清風南海は現在の学力ですと特進コースにも届いておりませんが、本人の目標でもありますので、頑張って特進コースのレベルまで上げられたらと思っております。
    しかし、清風南海はこちらのサイトでも触れられておりましたが、下のコースにはあまり手厚くないというか悪い意味での放任なイメージを親としては持っております。
    そんな中、現在ご子息を南海に通わせておられる方(中3)より、特進コースの上位数十人より下の生徒さんへの補習がなくなったと伺いました。
    学業は本人の努力次第だとも思いますので、勉強に対して意欲のない子供が放っておかれるのはある程度仕方ないことと考えておりますが、上位数十人以外となりますと、それなりに頑張っている100人超のお子さんまでもが補習も受けられない状態となり、子供の意欲を削ぐ対応なのではと思いました。大学進学の実績は上位約半数に特化するという方針なのでしょうか。
    一方でS特進についてはクラスをさらに分け、最上位のお子さんにはさらに手厚いフォローがされているとお伺いしました。
    他に知り合いもおらず、このお話をこれ以上確認する術がありません。塾で聞けたら良いのですが、毎年南海に最多の合格者を出している塾なので正しいお話を聞けるのか、、、。
    最難関合格を目指す方々向けのこちらのサイトに相談する内容ではないとも思いますが、普段拝見させていただいている中で南海に対して思われる事がおありのように思いましたので、思い切って相談させていただきました。
    もし何かご存知の事がありましたら教えていただくことは出来ませんでしょうか?
    どうぞ宜しくお願いいたします。

    回答

    お返事が遅くなりました。
    お問合せありがとうございます。
    清風南海の「特進コースの上位数十人より下の生徒さんへの補習がなくなった」との件ですが、
    申し訳ありません、当方未確認です。

    ただ、以前から、特進コースに関しては、
    「プリントは配るが勝手にやっておけ」的な部分が多いと、ご子息が通われている保護者の方からよく伺ってきました。
    S特は同じプリントをもらい、それを必修の課題とされ、それを使って補習を受ける。
    コースが違えばずいぶん違うものです、と。
     
    特進コースの中でも、上位の、特に女の子なんかは、与えられたプリントを何とかこなそうとし、先生に質問に行く子も多いそうで、そういったときは、先生方は親身に対応してくれると、実際女の子を通わせている保護者の方から伺っています。
    (そのお嬢さんは、頑張りが実を結び、中3になる段階でS特に上がったのですが、ついていくのが大変で、毎日遅くまで机にかじりついてやっても間に合わない、とおっしゃっていました。コースを元に戻してほしいとも。)

    聞く話だと、特進コース男子は、勉強はそれなりに(赤点を取らなければいいか的なノリ)、むしろ部活に毎日の生活を委ねている子も多く、部活で一生懸命ならまだしも、帰宅部+ゲーム三昧の子もたくさんいるそうです。

    ただ、この最後の男子の姿は、別に清風南海ではなくても、智弁和歌山でも、近大和歌山でも、成績が中盤以降の子だとほぼ変わらないと思います。

    この状況からどう抜け出すか、それに学校側がどれだけ尽力してくれるのか、お母様の関心はその辺りにあるのではないかと推察いたします。

    残念ながら、どこの学校でもいまのところ「学校として」「システムとして」そこから救ってくれる、大学受験に向けて何かしてくれるというところはありません。ありませんが、何とかしてやろうという熱い担任に当たれば別です。
    そういう意味では、担任次第と言えると思います。
    同じ学校に通っていても、隣のクラスは放任、こっちのクラスは、先生にはっぱをかけられて、頑張る、そういうことはよくあります。
    また、その子の通う学年を担当する学年団の考え方も大きく影響します。
    むしろ、学校の考え方より、学年団、学年主任、担任の力で、その学年が成果を出せるかどうか決まると考えた方が、より実態に近いと思います。

    中学受験と違い、大学受験は本人の意識が大きくものを言います。
    その意識に大きく影響を与えられるのは、担当している先生方です。
    なので、何かあったら、まず担当の先生を頼ってみるのがいいと思います。

    いずれにしろ、力をつけるのはこれからです。
    あと1年半、お子様をしっかり支えてあげてくださいね。

    灘中学第一志望の場合の受験校について

    はじめまして。初めてメールさせていただきます6年生男児の母です。
     今現在、灘中学を第一志望としております。塾の先生には、灘合格圏内と言われておりますが、A~C判定で成績が安定せず、安心できない状況です。第二志望は六甲B、第三志望は洛星後期です。
     今回ご質問したいのは、もし仮に合格しても進学予定のない西大和と東大寺の受験を塾の先生に強く勧められていることについてです。今の灘クラスの生徒は灘受験の後、ほぼ全員、西大和と東大寺を受験予定だそうです。受験を進める理由は、第二志望の六甲Bまで毎日受験し続けないと気が抜けたりペースが乱れたりする、クラス全員受けるので自分だけ受けなかったら不安になる、などです。前受け校も2校受験するよう言われており、こんなに受ける必要があるのか、わからずにおります。できれば東大寺は受験せず、灘の合格発表を子供と一緒に見に行きたいと思うのですが、甘すぎるでしょうか。
     自分だけ受けなかったら不安になると言っても、受験会場ではクラスの友達と会うかどうかもわからないし、皆が試験や移動で時間を取られている間に六甲受験のための最終チェックができるので、逆に安心ではないかとも思います。西大和と東大寺は遠方ですので、東大寺は前泊する必要もあります。灘2日、西大和、東大寺、六甲と連続で受けて、六甲の時に力が残っているのか逆に不安なのですが、子供は親が思っているよりもタフなのでしょうか。
     塾の先生は、今まで灘、西大和、東大寺と受けてきた方はみんなそうしてよかったと言ってると言っておりましたが、本当なのか疑問です。
     経験が豊富でありながら、第三者的な視点もお持ちの管理人様のご意見をぜひお伺いしたいです。どうかよろしくお願い致します。

    回答

    サイトをご覧いただき、ありがとうございます。

    私の考えをお伝えします。
    2点あります。

    ひとつ目
    灘は合格圏内であっても、確実に合格するかどうかは、とても読みづらいこと。
    不合格になった場合を真剣に想定して(お子様には「本気で合格することだけを考えて」と伝えないといけませんが、親が考えておくべきこととして)、予定を組んでおかないといけません。万一失敗した場合、前受けの愛光は受かっているから、と気持ちを立て直して六甲に臨めるのであれば、西大和も、東大寺も受験は不要でしょう。
    ですが、やはり関西のそこそこの学校で合格をとっておいた方が、気持ちの上でも安心、というのであれば、少しでも負担の少ない西大和あたりで合格をとって、それを弾みに六甲に向かう、というのもありです。

    2つ目
    東大寺の受験は泊まりがけ、とのことですが、第二志望が東大寺ならまだしも、全く行かせる気がないなら受験は不要でしょう。しかも、年によっては、3科不利。失敗でもしたらそれこそ次の受験に響きます。
    そこまで塾の実績に貢献しなくてもいいのではないでしょうか。

    我が家では、上の娘の受験のとき、第一志望の学校の合格発表は現地で見せました。
    合格ならそれでよし、不合格でも必ずそこから大切なことを学んでくれるはず、そう考えてのことです。心から悔しい思いをしたら、それをバネに次の段階に進んでくれる。
    ですから、そういった経験こそ大切にしてあげてください。(合格していたら、それこそ一生の思い出となります!)

    たいして参考にはならないかもしれません。

    入試まであと80日あまり、くれぐれも油断せず、最後の最後まで希望を持って、親子で進んでください。

    どうか、悔いの無い入試を!

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