2015年度 難関中学 塾別合格者数(関西)

2015年度中学合格実績比較

2015年度の入試もほぼ終了し、ぼちぼち結果の方が出てきました。

ここでは関西の大手進学塾である、浜学園・希学園・日能研・馬渕教室・能開センター・成基学園・進学館・SAPIX関西について

主な難関中学校の合格者数(各塾がホームページに公開したもの)をまとめておきます。

これから中学受験を考え、お子様を通わせる塾をお考えの保護者の方は、参考になさってください。

ただし、「合格者数が多い=お子様にとってのベストな塾」という公式は必ずしも成り立ちません。

実際に中学受験のための塾を選ぶときには、「本当にわが子に合っているか」を中心に「力をつけてくれるか」「テキストはいいか」など

いくつもの項目をしっかりチェックしてほしいと思います。(別ページで「塾の選び方」を詳しく説明していますから、そちらも参照してください。)

なお、各塾の合格者数については、ホームページで確認しながら表を作成していますが、誤植、遺漏等はご容赦ください。また、判明順に掲載しております。

2015年度中学受験 塾別合格実績比較表

日能研馬渕能開成基進学館SAPIX
93325027120914
東大寺10138269463964
洛南12452583593691
甲陽7320681250225
大阪星光9128366579342
神戸女学院5121421401184
西大和2426511113411331092
四天王寺98445881738152
洛星75154471128701
清風南海124445082238272

ちなみに、2014年度の各塾の実績

日能能開馬渕成基京進進学館
9245132323508
東大寺8760648044655
大阪星光7636904542608
甲陽686419031030
洛星684412708417203
洛南1174813244751612
西大和2411411321145100318
神戸女学院5740014114013
四天王寺1026152631166110

となっていました。

実績は信用できるか

最近は、Web授業などが盛んになり、実際に通塾していなくても大手の塾なら講義を受けることができるようになってきました。

Web授業はいつでもどこでも時間を選ばず受講ができます。

そうすると、例えば一方で浜学園のWeb授業を受講し、また一方で希学園のWeb授業を受講するということも可能ですし、馬淵教室で実際に授業に通いながら、Web授業で浜学園の授業も受ける。

こんなことが現実問題として可能になったのです。

すると、何が起こるでしょう?

そうです。合格者のダブルカウント。これです。

A君が馬淵教室に通いながら灘中や東大寺学園に合格した場合、馬淵教室でも1名とカウントされ、浜学園でも1名とカウントされます。

もしA君が希学園の個別も受講していれば、彼の合格はトリプルでカウントされることになります。

浜学園の忍者クラスも、よく話題になります。

忍者クラスというのは、他塾に通いながら、月に数回浜学園に出向いて灘対策などの授業を受けるものです。もちろん、正式に入会の手続きを取っていますから、浜学園が、こういう受験生の実績をカウントしても問題は一切ありません。

ですが、これもダブルカウント。

こういったことを見ていくと、塾の中学入試の合格実績は、全くのでたらめではないが、内実をしっかり見ていかないといけない、少なくとも完全に鵜呑みにしてはいけないということは覚えておいてもいいでしょう。

注:SAPIXの灘、西大和の合格者数には、おそらく、関東からの受験者(西大和の場合は東京会場での受験生)が含まれているものと考えられます。

関西の中堅進学校の塾別合格実績比較はこちら

関関同立の附属中学校の塾別合格実績比較はこちら

 

 

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