
国語の対策が難しい!
国語の対策が、たぶん一番難しいと思います。
漢字や語句など言語事項はまだ何とかなりますが、読解となると親も何をどう教えたらいいものか、悩むところ。
国語である程度点数が出ていた子でも、しばらく遠ざかると点数をまとめきれなくなります。
かといって、やみくもに問題集をやっても全く力はつきません。
塾で本当に国語力はつくのか?
実は、これは塾通いの子でも同じ。講師によっては、ただただテキストの問題を、子供の状況も考えず、宿題を出さないといけないという義務感で大量の読解問題を宿題にする人もいます。
でも、そんなやり方で国語の苦手な子の点数が伸びたためしがありません。
家庭でこそやらせ方次第で国語力がつく!
とすれば、家でさせるときには、逆にチャンスだと思えばいいのです。
量をこなさず、ひとつひとつの読解を丁寧にこなすことです。
量をこなすことしかしていなかった子には、この「丁寧に読み解く」という作業は効果があります。
テキストをどう選定するかは難問です。
漢字などの語彙、文法事項、読解とそれぞれについて対策していかないといけません。
管理人の経験では、読解力をつけていくなら、「出口の国語」が、レベルが何段階にもなっていて使い易くいいのではないかと思います。
ですが、通っていた塾で5年生の時に使っていたテキストを、もう一度ていねいに仕上げていくというのもいい方法ですよね。
大切なことは「1題1題ていねいに読んで、丁寧に解いていくということ」です。
本気で「行きたい」と考えるなら,最後まで塾にしがみつく方がデメリットが大きい
塾をやめて,しかも6年生で第1志望校を目指すというのはかなりシビアな選択です。
ですが,本気で「行きたい」と考えるなら,最後まで塾にしがみつく方がデメリットが大きい。
しなくてもいい問題を大量に解かされる,時間にばかり追われる,気がついたら何も考える余裕のないまま受験に向かわなければならなくなっています。
そして,それでも第1志望校を受験させてくれたらまだしも,場合によっては考えてもみなかった中学を受験することになりかねないのです。
頑張ったのだから,どこでもいい,私立の中学に入ってほしい,おそらく最後の親の心境はそんなところでしょう。
ですが,考えてみてください。
それで子供は本気で頑張るのでしょうか。
この先,入学した中学校できちんと結果を残せるのでしょうか。
本気で頑張って本気でチャレンジして,その結果本人も納得しての不合格なら「次の機会にリベンジ」という言葉は生きてきます。
ですが,挑戦もさせてもらえなかったとなれば,次の機会にも「次も挑戦しなくていいんだ。行けるところに行こう」ぐらいの気持ちになってしまいます。
それは,本当に子どものためになるのでしょうか。
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