将来の受験を考えて今からやった方がいいこと8選

将来の受験のために今やっておいた方がいいこと

いま日本で暮らすほとんどの子どもは、どこかのタイミングで「受験」を迎えることになります。

中学受験にせよ高校受験にせよ、はたまた大学受験にせよ、その時になって慌てないために、小学校の、できれば低学年のうちから、それほどお金をかけなくてもできる、やっておいた方がいいことを8つピックアップしました。

国語の力をつけるには

1 学校で習った漢字は確実に読み書きできるようにしておく

教科書に出てきた漢字、学校で配られたドリルに載っている漢字は、「例文と一緒に」繰り返し覚えてしまいましょう。例文ごと頭に入れるのがポイントです。

2 ことわざや慣用句、簡単な熟語とその成り立ちを頭に入れておく

これは学校の教科書だけだと難しいかもしれません。
お小遣いで買えるような市販の問題集の力を借りて取り組みましょう。
楽しみながらやることが大切。今なら「ドラえもん」とか「うんこドリル」が力になってくれます!

計算力をつける

3 くり上がり・くり下がりがすらすらできること

四則(たし算・引き算・かけ算・割り算)はすらすらできるようになっておかないといけません。特に「くり上がり」や「くり下がり」のあるたし算・引き算でつまずかないように。

「百ます計算」で徹底的に鍛えましょう。

4 「2けた・3けた×1けた」の計算は暗算でできるように。

こういったことをきちんとやっておけば、ひっ算のかけ算や割り算がスムーズにできます。

5 計算の順序を間違えずにできること

6 簡単な文章問題や図形の性質、単位(みんな意外と弱い)辺りは練習してできるようになっておく

勉強に向かう姿勢

ここまで挙げてきた1~6も、実際勉強を進めていく上で大切ですが、
そういう勉強の内容以上に大切なことは

7 人の話がきちんと聞けるようにしておくこと。

前に立って話す人の方に集中し、話している内容をしっかりと聞き取ること。
実はここができていない子供が本当に多いです。
話を聞けない子に、大声で諭しても、力づくで従わせても無駄。
話を聞いていなかったから「損をした」と思ってもらわないといけません。

家庭でできることは、まず「姿勢」から。
目の前に座らせる、顔を向けさせる、その上で話して聞かせる。
話している人のほうを向いて話が聞けるというのは習慣化できますから、
ぜひできるようにしてあげましょう。

一番できるようになっておいて欲しいことは「人の話がちゃんと聞けること」です。

8 素直にできること

ちゃんと話が聞けているから、素直に言われた通りやろうとする、そういう子は伸びていきます。

もちろん、自分でアレンジしていく、要領よくこなしていくという部分も大切ですが、それはまず、一通りのことができてからの話。

最初は言われたことをきちんと理解し(話をちゃんと聞いていれば、ほとんどの子は理解できています)、言われた通りやってみる(真似る・・・「学ぶ」の語源ですね。)。

アレンジはそのあとで十分。まずは言われた通りやってみること。

役立ちそうな書籍のご紹介

国語の力を伸ばす

国語力はその子の持っている語彙力で決まってしまう節もあります。
たくさんの本を読んだり、日常会話をこなしたりする中で培っていきたいところですが、
それもままならないことがあります。
ドラえもんに手伝ってもらって「言葉の世界」を大きく育てるのもいいですね。

特に国語という教科は、中学・高校と学年が上がっていくにつれ「隅に追いやられる」感があります。ですが、すべての教科を理解するための土台になる教科なので、特に小学校の間は力を入れて勉強するだけの意味があります。

算数の力を伸ばす

計算力を伸ばす

世の中には様々なドリルもありますし、公文式や算盤で計算力をつける方法もあります。
ボクが小学校1年生~3年生にお勧めするのは「百ます計算」

単純な問題ですが、集中して必死になって仕上げていくことができれば、
脳も活性化し、思考力まで養われていく(かのしれない)優れものです。

何よりも計算力の土台をしっかり作っておく、これは非常に大切です。

最近はゲーム機で練習もできるのですね。

考える力を伸ばす

小学校の間は、論理性よりむしろ「ひらめき」「直感」に頼った問題の解き方をする子供が多いのですが、もちろん理由があって、小学生の間はまだまだ具体的なものを通してしか思考を進められない傾向が強いからです。

中学、高校と進んでいく過程で徐々に論理的な思考力が育っていきます。

あわてず楽しみながら思考する練習を、ここに挙げた教材を通じてやっていくことが、将来の伸びにつながっていくでしょう。

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