子供の伸びしろと授業態度の相関関係!?

伸びしろの大きな子に育てたい

「超難関中学が望んでいるのは「伸び切ったゴム」のようなガリ勉君ではない」(リセマム11/13(火) 12:20配信)

という記事を見かけました。

難関中学に限らず、たいていの中学は、おそらくですが、「伸びしろの大きな生徒」を入学させたいと考えているのでしょう。

そりゃそうですよね。

記事の中でも触れられていましたが、学校の授業にも行事にも参加せず、ひたすら塾の勉強ばかりやっている「秀才クン」、

成績はいいかもしれないですが、公共性、社会性が身につかない危惧があります。

いくら勉強ができても、社会性が身についていないようでは、その子が世の中に出たときに、社会の中でとてもじゃないがやっていけません。

親は、子供の受験のため、良かれと思ってその選択をするのでしょうが、結局はその子の芽を大きく摘んでいる、そういうケースもあるのです。

伸びていく子は授業態度がいい!?

それはさておき、この記事の中で一番印象に残ったのは、少し長いですが、引用すると

中学生や高校生になって授業を聞いていないと、あっという間に置いていかれます。授業中に寝る人は言うまでもなく、塾の宿題をしたり、別の教科の勉強をしたりした人で、勉強がよくできた人を私は見たことがありません。

逆に本当に優秀な人は、必ずどの教科の授業でも、先生の言うことをしっかり聞いていました。人はそんな基本的なところで、差がつくのかもしれません。

という部分です。

以前、ボクはこのブログのどれかの記事に、

塾で伸びる子は、授業中、どんなに簡単なことでも、すでに知っていることでも本当に真剣に聞いているものだ、ということを書いたことがあります。

授業の際の真剣さが、そのまま成績になって表れてきて、ぐいぐい成績を上げ、難関校に合格していった子供たちは、本当に多い。

逆に、ちょっとできる、知っているからと、授業を受ける態度が「今一つ」だった子らは、ある程度成績があっても、その先に伸びがない。

そしてそれは、中学に入学した後にも影響しているように思います。

つまり、

塾での授業のときに本気で聴いていた子らは、中学でも上位の成績になって、難関大学に合格していきましたが、

そうでない子らは、たとえ難関校の一つに入学していても、その後大学受験で苦労していたようです。

これはボクの経験として実感していたことですが、

今回記事を読んで、

「やっぱりそうなんだな」「同じように感じている人が他にもいたんだ」

と確認できました。

ですから、目先の中学受験ももちろん大切ですが、

(特に6年生は残り2か月、悔いの残らないようにできることは全てやり切ってほしいのですが…)

入試に向けての勉強でも、中学に入ってからも伸びていく子に育つようにしたいですね。

伸びしろの大きな子に育てる「心得」

1 学校はできるだけ欠席しない

2 学校の授業も塾の授業も、真剣に受ける

3 友達と協力すること

4 学校の行事などを通じて社会性を身につけること

5 嫌なことから「逃げない」

とくに、「人の話を真剣に聞ける」子は、必ず伸びるし、将来その姿勢が役立つときがきっとやってきます。

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