もう後がない6年生,算数の勉強法を変えて偏差値60を確保しよう

偏差値60のために、算数の勉強方法を見直そう

6年の夏前、公開の偏差値が55あたりで低迷してお困りの人も多いと思います。

勉強の仕方を変えて、偏差値60台をキープするにはどうすればいいのでしょう。

1. まず1週間の勉強時間(家庭学習時間)を見直すことから始めましょう。

2. 次に苦手なテーマを洗い出しましょう

3. 2で挙げた苦手なテーマに割く時間を確保しましょう。

4. 総合演習のための時間を確保しましょう。

1 1週間の勉強時間(家庭学習時間)を見直そう

宿題に時間を取られすぎていないか

学校に行っている時間、塾に行っている時間、塾の宿題に割く時間と順に見ていくと、ほとんど時間がない!
でも、本当にそうですか?無駄な時間は過ごしていませんか?宿題に時間を取られ過ぎていませんか?

塾の課題のレベルが高すぎないか

塾の課題はあなたのレベルに合っていますか?
課題(宿題)のレベルが高すぎると、無駄な時間が発生します。
考える時間も確保しないといけませんが、どの問題も難しすぎると、すべて「やっつけ仕事」になってしまい、効果はありません。

信頼できる人(塾の担当の先生や個別の先生、家庭教師など)に中身をチェックしてもらい、無駄な課題をカットすること。

塾に任せていい人と、そうでない人がいます。偏差値55前後でうろうろしている人は、完全に塾任せだとこれからも同じような成績をうろうろ。
結局志望校に手が届きません。

少しスリムにしてもらって、その分考える時間をしっかり取りましょう。

2と3 苦手なテーマの洗い出しと徹底練習しよう

苦手なところは集中的にやる

苦手なテーマがある人、たとえば立体の切断が苦手、とか、水量の問題がキライとか、ここが出るといつも点数を落としているという単元・テーマはありませんか?
6年になってからの公開模試や実力テストなどで、いつも間違っているところを書き出してみましょう。
ある程度自分でもわかっていると思いますが、書き出してみると「やっぱり」となりますね。
そこで、その苦手な部分は短期集中で、過去のテキスト(5年で扱ったものでよい)で徹底的に復習する時間を取りましょう。夏休みになったらやる、なんて甘い考えはダメ。
夏休みは新たな課題で忙しくなって復習どころではなくなります。今のうちです。
自分でできない人は、家庭教師や個別指導をやってみる意味はあります。(多少出費はかさみますが・・・)

4 総合演習の時間を確保しよう

得点力アップのためにできること

総合演習は何のために必要なのでしょうか。入試は「この単元から出題します」なんて親切な学校はほとんどありません。ましてや、難関中学校は力のある生徒同士のせめぎあい。
少しでも得点力をアップして臨まないといけません。

ところが、ふつうの進学塾では単元・テーマを順に進めるばかりで、総合演習の機会が少ないのです。
ですから、自分でその機会を作るべきです。(日曜特訓などの特訓授業でそういう総合演習をやったりしますが、レベルがやたら難しいことが多い。あなたの力にならないことの方が多いと考えて、まず間違いありません。)
そこで何をやるかですが、「みくに」から出ている中学入試問題集の易しめのところから、週1~2校分やっていくといいと思います。易しめといっても、入試問題ですからそれなりのレベルの問題も中には含まれています。

ただし、「みくに」の入試問題集は、解説がありません。ですから、やりっぱなしになる危険はあります。できなかった、分からなかった問題を質問できる環境があればベストなんですが。

ところで、この易しい問題もあれば、かなり手ごわい問題もあるという状態が、一番力がつくレベルです。もちろん、やった後は間違い直し。このとき、自力で理解できないときは、塾の先生に頼りにくいと思うので、家庭教師や個別指導の先生に指導をお願いできたらいいですね。

管理人のやっている「スカイプ算数個別指導」でもそういう質問対応はできますよ(^^♪

算数が苦手な人は7割を目指そう

10割を目指して勉強してもいいのですが、算数がまだまだなレベルの人は、たとえば総合演習で4割しか取れなかったらあと3割分をきちっと理解する勉強、というのを目指すといいと思います。そして、自力で難しい問題のうちの1割分がプラスできるといいですね。

ほとんどの学校では、入試問題で7割前後が合格ラインですから、この「7割を確保する」勉強で十分合格に近づいていけますよ。

ただし、このとき理解できなかった問題はすべてスルーしていいかというと、それは別問題。
できれば、その中の1つでも2つでもちゃんと理解するという勉強が、さらに得点力を強固なものにしてくれます。

入試直前まで成績は伸びるにもどる

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