新6年生、算数を要領よく復習したい!
今まで通りのやり方で算数は追いつけない!
大手の進学塾では、たいてい5年の授業が終わる1月末ぐらいまでで、中学受験に対応するための必要最小限の内容は終わっています。
で、6年では何をするのかというと、今まで習ってきたことを順次(大急ぎで)復習することになり、カリキュラムもそのように組まれています。
そこで、算数の力をつけたい6年生は、このカリキュラムに従って、テキストをコツコツ地道にこなしていけばいいはず。
なんですが。
本当にそれだけで算数の成績が上がって、公開など模擬テストでいい成績が取れるの?というと
今までできてきた人は取れます。
そうじゃない人は取れません。
悲しいかな、これが現実。
まだ点数が出ていない人は、基礎を徹底的にやるしかない
まずは、今まで取れてこなかった人向けの話。
勉強(宿題も含む)のやり方を大幅に見直すことを薦めます。
だって、今までやってきたやり方を続けたら、今までそうだったように「点が取れない」状態を繰り返すだけですよね。
じゃ、どこを見直すか。
テキストの進め方は
基本問題は、何も見ないで、制限時間を設けて。やったらすぐに○つけと間違い直し。
標準問題は、基本、大問1つに5分。それ以上考えない。
○つけをして、出来なかったり分からなかったりしたら、解説を徹底的に理解する。
もう、スミからスミまで覚えるぐらい、しっかり目を通す。
以上のことができたら、少し時間をおいて、理解できたか、頭に入ったか解き直す。
さて、ここで、基本問題すら怪しいとき、どうするか。
5年のテキストにもどり、同じ単元に再度取り組むというのもいいのだけど、一度やり古したテキストをまたやるというのは、どうもモチベーションが上がらない。
そういうときは、管理人作成の「算数教室(全6分冊)」をお勧めします。
手前味噌ですが、入試問題を解くために必要な一通りの基本、問題パターンは網羅していて、解説も詳しい。必要な部分を購入して、まずは例題が身についているかひとつずつチェックする。
基本問題はできたけど、標準レベルがどうも・・・という場合は、補強する教材として、東京出版の中学への算数 合格を決めるキーポイントがお勧め。量的にもそんなに多くなく、しかも大切な問題やポイントは押さえてくれています。
ある程度算数で偏差値が取れていた人は
ま、今までそれなり、という人にも2種類あって、
・ずっと偏差値60をキープしている
・上がったり、下がったりが激しい
成績の上がり下がりの激しい人は
成績が安定しないといっても、偏差値の幅が±5程度ならあまり気にすることはありませんね。
それ以上だと、苦手な項目を放置している可能性が考えられるので、ここ4回分ぐらいの公開模試をチェックし、落としているところに共通点がないかどうか探りましょう。
そして、ある程度点が取れていないところが絞り込めたら、5年の教材や、市販の問題集で、少し強化しておくといい。
さっき取り上げた東京出版の中学への算数 合格を決めるキーポイントや、「算数教室」のテキストなどは活用できそうです。
ただし、あれもこれもと手を出して、どれも中途半端になる、これが一番マズイ!
まずは基本問題、次に標準問題と仕上げていくことです。
一通りやってみて、できそうな感じがしたら、ここで取り上げた「合格を決めるキーポイント」から何問か似た問題をやってみる。
こうすることで、実力の付き方も変わってきて、公開模試などの模擬テストで点数が徐々に安定してきます。
次のページも参考になると思います。
合格を決めるキーポイントはアマゾンでも売っているのです。
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