
大阪、上本町にある清風中学校
マンモス校です。
中学校だけで1学年400人程度。
高校からの募集が300名程度ですから、1学年はざっと700人!
学校全体では、3000人以上。
これが、近所の明星中学・高校の半分もない敷地で勉強し、クラブ活動もします。
校庭はちょっと大きな学校の中庭程度。
初めていくと、「グランドはどこ?」などと思ってしまう。そんな狭さです。
建て替えも完了し、校舎がまっさらになっています。
残念ながら、今までのシンボル的な円形校舎はなくなってしまいましたが…
進学校です。
2018年度大学進学実績を書くと、
東大 2名(うち現役2)、京大 14名(うち現役6)、阪大 22名(うち現役10)、神戸大 17名(うち現役11)、大阪市大 20名(うち現役1)、大阪府大 20名(うち現役11)など
国公立の合計は247名(うち現役127)となっています。
気になる医学部実績は
国公立医学部医学科 22名(うち現役11)
私立大医学部医学科 42名(うち現役6)
という結果。
清風を併願する意味
受験日程が4回組まれています。
① 前期試験 1日目 午前
② 前期プレミアム・理Ⅲ選抜 1日目 午後
③ 後期チャレンジ選抜試験 3日目 午前
④ プレミアム最終選抜試験 4日目 午前
併願のお勧めは、②の「前期プレミアム・理Ⅲ選抜 1日目 午後」
日程から言って、②の前期プレミアム・理Ⅲ選抜は絶対にお勧めです。
まず、かなり幅広く合格を出してくれること。
しかも、思っているより一つ上のコースで合格をくれることが、管理人の経験上、多い。
これは受験生にとって何よりのメリットです。
例えば、大阪星光や東大寺を考えている受験生は、星光の結果を見たうえでの東大寺受験。
星光がダメな場合、精神的に落ち込んで東大寺に向かうことになります。
ただでさえ難しい東大寺、この状態で受験するのは無謀。
でも、清風プレミアム合格、なんかがあれば、多少傷口は塞げます。
実際、これで星光×→東大寺○となった受験生もいます。
4日目のプレミアム最終選抜は最後の砦
受験前日まで出願できるので、そこまでの結果が悪ければ、インターネット出願も可能。
ですが、ぼろぼろの精神状態でいくと、難しい場合もあります。(管理人の経験上、かなり救っていただきましたが…)
清風の価値は何か?
狭い、生徒が多いというほかにも、先生方がかなり厳しい(校則も頭髪検査など厳しい)ですが、
暑い血の通った先生方が多くいる!(すみません、ここ主観的ですが、教え子がいうのを聞くとそう聞こえます。)
けっこう生徒たちはそういう先生方の干渉をうるさがりながらも、喜んでいる様子です。
指導がきめ細かいという点も挙げられます。特に、6年後の新・大学入試に向けて、今から徐々に論文を書き上げる準備をしていることも挙げられます。
いくつかの学校に、6年後の対策をお聞きしたことがありますが、前向きな回答をほとんどもらえない中、清風はきちんと対策している内容を見せてくれました。
最悪、入学させてもいい?
管理人の間隔では、最悪入学しないといけない事態になっても、それはそれでいいのではないかというものです。
実は、管理人の息子が中学受験する際も、最悪の場合は入学させようとは話し合っていました。
最終説明会に参加して話を聞くのは大切
最後の説明会が毎年何回か実施されています。
6年生の受験生を持つ保護者が、この学校に興味を持つのは、たいてい塾での受験校を決める懇談のあと。
ということで、例年12月の中旬に行われる説明会には間に合うはず。
そこでは、入試内容についてかなり突っ込んだ話も聞けるようです。
清風も一応考えているが、まだ学校を見ていない、という方は是非参加しましょう。
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