塾の宿題が解けないときの3つの対処法

問題が解けなくて 困っている子にどう対処しますか?

塾の宿題は量も多いし中身も難しいのです

塾の授業では、毎回宿題が出ますよね。

もちろん学校でも宿題はあります。でも、塾の宿題は量が多い。そしてなにより、かなり難しい。

これをきちんとこなしていこうと思ったら、寝る時間を惜しんででもさせないと間に合わなくなります。

中には、子供の力だけではどうしようもないような難しい問題が出ることもあります。

塾の宿題の出され方を知っておく

お母さんやお父さんは、塾でどんな授業が行われ、どんな感じで宿題が出ているかご存知でしょうか?

例えば算数

1 例題で新しい考えを学ぶ

塾の授業では、新しい考え方を教えるとき、まず例題で扱います。

そこで使う考え方を、例題を通して詳しく勉強します。

2 解説後、類題演習で理解を深める

その説明の後、授業時間内で、理解を深めるための類題演習を行います。例題の解説を聞いた段階で、まだまだ理解不十分だった子供たちも、類題演習を通じて、「なんとなく」理解を進めます。

3 基本問題や応用問題に取り組む

時間があれば、テキストの基本問題をピックアップして、それを少しやったり、

クラスによっては応用問題に取り組ませたり、ということもします。

(クラスのレベルで、させる内容はかなり変わりますが)

宿題は、その回の授業で扱った範囲から出る

そして残った基本問題や応用問題が宿題になるというわけです。

クラスのレベルや子供たちの状況で、講師が問題演習をもっと増やそうと思ったら、補助プリントを課題で出す場合もありますが、基本はここに書いたパターンです。

特訓の授業での宿題

同じ算数でも、○○特訓のような「演習が中心の授業」の場合は、授業で何問かをピックアップして先生が解説、その解き直しと、テキストの残りの問題すべてが宿題になる。

だいたい、こんな感じです。

こうやって出された宿題にどう対処するのが正解でしょう?

算数が得意な子、好きな子にとっては、さほど苦痛にならないかもしれません。というか、喜んでいくらでもやる。

ですが、算数が苦手、算数は嫌いだという子にとっては「出された宿題をすべてこなすこと」が
とても厳しい。

算数が苦手な子供にとって、「出された宿題をすべてこなす」というのは切実な問題です。

算数が苦手な子供の「対宿題」の現実

算数の苦手な子供たちはどうやって、この厳しい作業を進めているのでしょう?

1 解説をノートに丸写し

考えても分からない。分からないまま解説をノートに写す。

解説をすべてノートに写して、「はい、今日の宿題、終了~!」

こんな感じでやっている子もけっこういます。

2 寝る間も惜しんで取り組んで「質問だらけ」のノートになる

中には、まじめに取り組んだけど、さっぱり分からなかった、という子もいます。

時間をかけてもなかなか進まないし、眠い目をこすって夜遅くまでがんばってもやり残しが出てくる。

そして、こんなとき、お母さんは次のような声を子どもにかけます。

「分からなかったら、『分からない』と書いて提出したらいいから。」

「先生に質問しなさいよ」

そうは言うものの、

「分からないと書いてノートを提出するのはイヤ」という子も、特に女子に多いですが、います。

「質問に行ったけど、先生が他の子の質問対応に追われていて、質問できなかった」
そういう子も多いようです。

そのままにしておけば「確実に」力はつきません

でも、

・解説を写しただけ
・分からないと書いて、そのまま
・質問できていない

そのままにしておいたら、せっかく塾に通っているのに力をつけてもらえません。

重症になる前に、親としてできることをしてあげないといけません。

力をつけるために、どんな対処が正解か

こういった場合の対処方法は

1 塾の先生に質問対応をお願いする

塾に電話をして、担当の先生や、校舎の責任者に質問させたい旨をあらかじめ伝えておきます。
授業前が厳しいなら、先生の都合が合いそうな日程を聞き出し、質問に行かせる。
子どもの理解、という点からも担当している先生にお願いするのがベスト。

お母さん、お父さん、塾を上手に利用する、これって大切です。

➤ それは分かっているのですが、先生も子供も忙しくて、なかなか時間を合わせてもらうのが
難しかったり、こちらが恐縮して遠慮がちになったりということも多いものです。

2 個別指導や家庭教師

かなりお金がかかりますが、「自分だけの先生」に分からないところをじっくり、理解できるまで
質問できます。
➤ ただし、先生との相性もあります。また、新米先生(または大学生アルバイト)は避けた方が無難。そして、いい先生は高くつきます。

それに何よりそこまでお金はかけられない、というご家庭も多いですよね。

3 親が解説する

昔、数学が得意だったというお父さんやお母さんは、子どもがつまずいていたら、ついつい教えたくなります。
ま、見ててイライラする気持ちは分からなくはないですが・・・
でも、算数は数学と違います。算数を数学的に教えることで、子供の頭の中がぐちゃぐちゃになって、よりいっそう訳が分からなくなる、なんてこともあります。

もし教えるのであれば、「子どもの使っているテキストの解説の解説」をしてあげてください。

先ほど「解説をノートに写す子」の話を取り上げました。
でも、ほとんどの子は、解説を理解できておらず、ただ丸写ししているだけです。

ですが、解説をきちんと理解させることはいい勉強方法になるのです。

親が教えるのも困難が伴いますが、そんなときは

ボクがやっているスカイプ個別指導を利用していただくという手もあります。

会員登録 → 体験授業予約 → 30分の体験授業

ここまでは一切お金はかかりません。つまり無料。

で、気に入っていただけたら引き続き授業をご予約ください。

30分3000円ですが、十分その金額に見合った、いやいや、それ以上の価値を(自分で言うのもなんですが)提供させていただきます。

指導内容の例を挙げておきますね。

・塾のテキストやテストで分からないところを完璧に消化
・苦手な課題を集中的に特訓する
・志望校の入試過去問を徹底的に解説
などなど

テキストをこちらで準備することも可能ですし、塾でやっている問題を写真やPDFでこちらに送ってもらって、それを見ながら指導することもよくあります。

ボクは算数(場合によっては数学も)担当ですが、最近国語も開講しました

国語で「点数を上げる」ための指導は実はとても難しく、ボクの長い講師生活でも、子供の国語の成績を上げられる講師はほんの数人しか見たことがありません。

国語の担当は、その数少ない講師です。ぜひ一度体験してみてください。

と、最後は長々と宣伝になってしまいました。

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