小学校の低学年のゴールデンウィーク活用

中学受験と家族の絆

何でこんなタイトルをサブタイトルに持ってきたかといいますと,みんながお休みになるこの時期こそ,家族の絆をしっかりと作るべきだと考えたからです,って理由になっていませんね(^-^;

中学受験は孤独な闘い

中学受験は,基本,孤独な戦いです。
テストを受けるのは自分だけですから、周りがどうあれ、その自分ががんばらないとどうしようもありません。

ですが、それだけだと、おそらく子供の精神、気持ちはどこかでポッキリと折れてしまうかもしれませんよね。

そこで、家族の出番です。

一般的にはお母さんが普段子供を支え,たまにお父さんが関わる。お兄さんやお姉さんがいれば,時々精神的な支えになってくれる。

子供たちの「頑張るエネルギー」は,こういった「自分を理解してくれている」家族との生活の中ではぐくまれていきます。

ですが,小学校も高学年,特に5年や6年になると,家族で普段から絆を強めていくための要素が少なくなってしまいます。

ですから,小学校の低学年の間にその絆を強くしておきましょうって話なんです。

ある程度時間に余裕ができるこの時期だからこそできることです。

家族みんなで旅行するのもいいでしょうし,キャンプに行って子供に役割分担させるのもいいでしょう。

勉強に不安があるのなら,一人で頑張らせるのではなく,一緒に頑張る姿勢を見せてあげるのもいいでしょう。

いろいろ方法はあるはずです。

中学受験、成功する子の家族は仲がいいのです

次のことは覚えておいて損はありません。

「中学受験で成功する子の家族は仲がいい」

これは,管理人が今まで長く受験指導してくる中でつかんだ,管理人の中での真実です。

実際、仲がいいご家族の中では、子供の模試の結果が悪ければ、みんなで残念がり、よければみんなで喜んでいるようです。

そして、決して子供をなじることはありません。

むしろ、悪いときには一緒になって、ここからどうすべきかというのを考えます。

子どもと親が、一緒に走って行けるのです。

これは素晴らしいことですよね。

こんな実例もありました。

かつての教え子が6年生のときのこと。

男の子で、下に妹が2人。

お父さんは面白いけど厳しい人で、冗談交じりに
「おれ、宿題さぼってたらベルトのバックルでなぐられんねん」
と話しだしました。
「怒らせたらめっちゃ怖いねん。」

でも、塾帰り(いつも夜の10時ごろでしたが)、その子の一家が家族みんなで車でお迎え。
必ず、毎回違うラーメン屋でラーメンを食べて帰る、とも言っていました。

ほんとはとっても仲のいい家族だったのですね。

ちなみに、その男の子は最難関中学である灘中に進学しました。

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