中学受験をさせて後悔しないための3つのヒント

受験させた方がいいのか、どうしようか迷っている

子どもが小学校の3年、4年ぐらいになると、中学受験を意識するようになります。

周りの子が進学塾に通い始めた、とか、

お友達が進学塾に入ったから、ぼくも行きたい、とか

言い出したりもします。

受験させるのなら、4年生からは塾に入れないといけないよ、とか、

いろいろ耳に入ってきたりもします。

でも、受験をさせる大変さも聞くし、お金も工面しないといけません。

幼いうちから、うちは中学受験をさせる、そう決めているご家庭はいいのですが、

そうでないなら、まずご家庭の方針を決めておきましょう。

そして、受験させてもいいということになれば、子供も交えて、きちんと話をしてください。

子どもが「受験したい」と言うなら、一方的にダメと言うことや、簡単にOKを出すことは避けないといけません。

また、親が受験させたいというのなら、子供を説得していかないといけません。

いずれにしろ、中学受験は子供にも親にも大きな負担のかかることですから、

そこを、家族みんなが納得して、前に進むことが大切ですよね。

中学受験を素晴らしい経験にするために

さて、中学受験は子供にも親にも大きな負担、と書きましたが、

これを「大変な方の側面」から見るのではなく、もっと違う側面から見ることもできます。

それは、子供にとってまたとない貴重な経験をする機会と見る見方です。

1 目標を決めてそれに向かって全力で突き進む

サッカーや野球、ピアノやバレイ、何でもそうですが、真剣に取り組む経験は子供にとって素晴らしい経験です。

全力で取り組めば取り組むほど、子供の中に「達成感」や「やりきった感」が生まれます。

勉強でも同じ。

志望校に向かって、目の色を変えて取り組むという経験をした子は、たとえそれが失敗に終わっても、

必ず、次につながる何かを得ているはずです。

サッカーの大会で、3回戦で敗退した。やらんかったらよかった、ってあまり考えないですよね。

負けた経験、悔しい思い、それが次につながります。

受験も、そういう経験としてとらえてあげることが大切です。

2 受験までの苦しいことを乗り越える

本番までには、数々の苦しみがあります。

与えられた課題を期日までに終わらせないといけない、

テストで点を取ってクラスを維持しないといけない、

遊びたくてもそれを我慢する、

眠い目をこすって勉強する、

成績が下がってクラス落ちした、

ほんとにいろいろあります。

途中までやって投げ出すのではなく、苦しいけどそれを乗り越える

我慢して続ける

これらもすべて、子供自身の人間形成、人格形成でプラスの出来事にできます。

3 残念な結果に終わったときもそれを、将来への糧と考える

入試は一発勝負です。

結果は必ずしもいいとは限りません。

というか、例えば入試の倍率が2倍という学校を受験したら、受験者の半数は涙を呑むことになります。

いい結果が出ることもあれば、残念な結果に終わることもあります。

残念な結果だった場合でも、そこで子供は何かを得ています。

これも大切にしてあげないといけません。

親の果たす役割が超重要なんですよ!

子どもを進学塾に入れると、たいていの親は、子供にきつく当たるようになります。

「なんでこんなことが分からないの!」

「このテストの点はいったいどういうこと?!」

「いつになったら宿題するの?!」

たいていお母さんですが・・・

子どもはどんどん追い込まれ、萎縮し、親の前だけいい子に振舞おうとし、

あげく、親に噓をつくようになることすらあります。

親は子供のサポートに徹する

中学受験する!と決めたのなら、親が演じないといけないのは

「伴走者」

です。

一緒に走ってあげて、要所要所をサポートしてあげること。

子どもが悪い成績を取ってきたら、叱るのではなく、一緒にへこんだらいいのです。

そして、一緒にこれを乗り越えようと子供を励ますことです。

子どもが勉強に乗り気でないときは(誰でもそういうときはあります)、

むしろ一緒に遊んであげるとか、気分転換させてあげる。

子どもは、頑張らないといけない、と頭では理解していても、行動が伴わない生き物です。

叱るよりはとにかくサポートです。

行動しないんだったら、一緒に動き始めてあげてください。

子どもが、自分からやるように持っていく、これを大切にしましょう。

そして、何より大切なこと。

それは、「中学受験はしてもいいし、しなくてもいいという気持ちを持っておくこと」です。

どうせやるなら、家族の楽しいイベントにしてください。

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