2022年度大阪星光の算数は「難解」だった?

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結論から言えば、点数を稼ぎづらい問題だった

合格者平均点は120点満点で75.5点、受験者平均は58.1点で、これは昨年2021年度入試と比べて、合格者平均で24点以上、受験者平均でも24点ダウンしています。
昨年度の問題は易しすぎるきらいはあったのですが、それにしても難化し過ぎでしょう。

大問ごとに見ていきましょう。

大問1の小問5個は

大問1から「やりづらい問題」がありました。
⑷の円の転がりの問題。円が転がりながら移動していく途中で少し凹んだ部分を通過するのですが、その部分の処理に多少手間取るだろうと予想できます。
⑸の平面図形と比の問題も、難しくはないのですが、取っ掛かりを見つけにくい問題で、気持ちが焦ってくると空回りして答えに行きつきにくいかもしれません。

大問2は数を扱う問題でした

大問2は数に対して2通りの操作をしていく問題なんですが、はっきりと自信を持って「これが答えだ!」とはなりにくい問題です。何となく「こうかなぁ」と思いながら、先に進んでいかないといけないので、ここでもまた焦りが出てしまいそうです。

合同な三角形を重ねる大問3

大問3、2つの合同な直角三角形を重ねるだけの問題。とはいえ、一筋縄ではいきません。⑴はできないと困りますが、⑵の特に後半の問題は難しいです。

久しぶりの「速さと比」(大問4)

ここ2年程出題されていなかった「速さと比」の問題が、次の大問4に出題されました。
速さの問題にしっかり当たっておれば、⑴⑵とも難しいものではありませんが、⑶はイヤな問題です。3人のうちの2人の間の距離が等しくなる時間をみつけるって、面倒な問題を考えたものです。

三角すいの影を考える大問5

そして最後の大問5。四角すいに斜め上方から光を当てて影を考えさせる問題なんですが、少し前の甲陽にも同じような問題が出題されていましたね。
立体の影を考える問題は難関校では必出なんですが、ほんとに慣れ親しんでいないと爆死しそうな問題です。

2022年度入試で感じたこと

総じて、難問ではないがやりにくい問題が多かったと感じた今年度の出題です。
ふたを開けてみたら、やはりそれなりの問題で鍛えられてきた子が強かった、力はあるけど訓練が不足した子にはつらい出題だった、そんな印象を受けました。

合格最低点は昨年と比べて29点下がった256点でしたが、ほぼ算数の点数が伸びなかった分と一致しています。そしてこんな年は、算数が鍛えられている子に有利な入試となるのでした。

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