2021年度 灘中学校入試結果

2021年度灘中学校入試結果

2021年度入試概要

募集    180人
出願者数  687人
受験者数  650人
合格者数  256人
実質競争率 2.86倍
合格最低点 341点(500点満点)

各教科受験者平均と合格者平均

国語1  57.7点  63.2点
国語2  71点   78点
国語合計 128.7点  141.2点
算数1  65.1点  83点
算数2  54.3点  67.8点
算数合計 119.4点  150.8点
理科   68.5点  76.5点

2021年度入試はどんな入試だったか

受験者数・合格者数両方減ったのかコロナの影響?

コロナ禍。その中で行われた入試です。
感染を防ぐために、通常の入試でもピリピリした感じになるのですが、それ以上に受験生も学校側も気が休まることがない入試だったようです。
受験者数は2020年度が762人でしたから14.7%の減。
合格者数は2020年度256人が11.3%減。
つまり、受験者数が減ったので、合格者数も減らしたように見えますが、実際のところどうなんでしょう。例年、足元の京阪神以外に、東京や神奈川、愛知、四国や九州などからの受験遠征組の受験者がけっこういるのですが、コロナ禍の影響で、地方からの受験者が減って、その分合格者数を多めにとる必要が少し減った、ここら辺が実情でしょうか。

教科の難易度など

算数は、解いてみたら分かりますが、難易度はけっこう下がっています。
といっても、2021年度大阪星光の算数の入試問題のように極端に易しくなったのではなく、適度な難しさも維持はしています。
ただ、さすがに灘中の合格者。少しレベルが下がっただけで、算数の合格者平均が200点中150点以上。驚きですね。

灘中学校2021年度2日目大問4を解いてみました。なかなか面白い問題でしたので、興味のある方は一度ご覧ください。

http://landmark-biz.com/first-sight/cdjhs_mathematics/2021nada2_4

同じく2021年度1日目大問11はこちらです。

http://landmark-biz.com/first-sight/cdjhs_mathematics/2021nada1_11

 

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