東大寺　算数　入試問題解説動画　2019年度　２

東大寺学園中学校　算数の入試問題解説動画を作成中

東大寺学園中学の算数の入試問題は、そこそこ難しいのですが、

この解説動画を現在作成しています。

今回は、2019年度大問２

問題は少々長いですが、全部書き写しておきます。

西暦Ｘ年のカレンダーについて調べました。以下，〇/△で〇月△日を表すものとします。
⑴　西暦Ｘ年の2/1と8/1の曜日が同じでした。このとき，西暦Ｘ年の2/1，3/1，4/1，5/1，6/1，7/1，8/1，9/1，10/1，11/1，12/1の11日の中で，西暦Ｘ年の1/1と曜日が同じ日付を〇/△の形ですべて答えなさい。
⑵　西暦Ｘ年6月のすべての水曜日の日にちの合計は65以下でした。このとき，西暦Ｘ年の6/1の曜日として考えられるものをすべて答えなさい。
⑶　⑴，⑵のとき，さらに西暦Ｘ年10月のすべての月曜日の日にちの合計は70以上でした。
①　西暦Ｘ年の1/1は何曜日ですか。
②　西暦Ｘ年の翌年の1/1，2/1，3/1，4/1，5/1，6/1，7/1，8/1，9/1，10/1，11/1，12/1の12日の曜日の中で最も多くあるのは何曜日ですか。

日暦算が苦手という受験生はけっこう多いのですが、その受験生を狙い撃ちにしたような（そこまではいかないと思いますが）問題です。

ですが、動画で解説した方法を使いこなせたら、手間のかかる問題ではないですね。

⑴　まず「平年」か「うるう年」かが分からないので、両方調べないといけません。調べ方は動画を参考にしてみてください。

⑵　同じ曜日のすべての日付の合計を考えます。実際にカレンダーを書いてみましょう。
ただし、6月1日の曜日が分からないので、6/1を先頭に、単純に7日で折り返し、30日で終わるカレンダーを書きましょう。
「すべて答えなさい。」とありますから、日にちの合計が65以下のものを選びます。
このとき選んだ「列」が水曜日ですから、ここから6月1日の曜日を考えていきます。

⑶　⑵である程度、西暦Ｘ年1/1の曜日の候補が絞られます。
あとはその候補のうち⑶の条件「10月のすべての月曜日の日にちの合計は70以上」に合うものを探せばいいですね。

詳しくはこちらでご覧ください。

動画では、講師であるボク、つまりこのサイトの管理人が淡々としゃべって説明しているだけなので、面白みはゼロなんですが(^-^;

でも、絶対勉強にはなりますから、ぜひご覧ください。

なお、動画の中で作成したノートは以下をダウンロードしてください。

todaiji2119-2

「字幕」、最初のほうだけつけてみました

YouTubeの仕様がどんどんバージョンアップされてきていて、パソコンの動画ソフトでやるより使い勝手がよくなってきた気がします。

ただ残念なことに、十分使いこなせてはいません(^-^;

最初のほうだけ「字幕」をつけてみたのですが、時間がかかりすぎて途中で断念。

解説の音声をしっかり聞き取ってほしいです。