理科嫌いをなくせ~ペルセウス座流星群を観察する!
中学受験理科で四苦八苦する子ら
中学受験の理科、勉強していくのは、辛くてしんどい、というのが先に立つ子がたくさんいます。
分野だけでも、生物、化学、物理、地学。
覚えないといけないことも多いし、興味を持てない子にとってはまさに苦行。
今まで見てきた子でも、特に女の子にこのタイプは多くいました。
あくまで一般的な話ですが、男の子は暗記が苦手だけど、物理や化学分野の計算問題は興味を持ってどんどん解いていき、得意にする子が多く、女の子は、計算問題が苦手だけど、コツコツ覚えることは大丈夫ということが多い。
でも中には、興味が持てないせいで、計算分野もできないし、暗記するのも四苦八苦という子もいます。
どうやって理科に興味を持たせるか
こういった場合、どう対処したらいいのか。
1つの解決策として、どんなことでもいいので「感動する体験をする」というのがいいのではないかと思います。
人は「感動した」ことは強く心に残ります。
まして、それがまだ幼い小学生だったりすると、場合によってはその子の人生まで変えてしまうほど。
野口英世は、幼いころの火傷で傷ついた手を、医学の力で治してもらい、その経験が彼を世界的な学者にした、というのは有名な話です。
そこまで深く深く感動させるのは難しくても、親の力で子供に感動を与えることはできるかもしれません。
もちろん、ここで「感動する」対象は、化学の素晴らしさや、大自然の働きに対してです。
管理人も、子供が小さいとき、夏の星座を見せるために、真っ暗な山中に車で出かけました。
車を停め、懐中電灯と星座早見を手に少し歩くと、そこには満天の星空。
このときの子供の出した感動の声。
星がたくさん見えすぎて、逆に星座を探しづらいぐらいでした(^-^;
流星群を観測しよう
流星群は一年で何度か見る機会はあります。一覧にしてみました。(赤字は流星が多く出現!)
- しぶんぎ座流星群 1月 1日~1月 5日
- こと座流星群 4月16日~4月25日
- みずがめ座流星群 4月19日~5月28日
- みずがめ座流星群 7月12日~8月19日
- やぎ座流星群 7月3日~8月15日
- ペルセウス座流星群 7月17日~8月24日
- りゅう座流星群 10月 6日~10月10日
- オリオン座流星群 10月2日~11月7日
- おうし座流星群 10月1日~11月25日 11月6日
- しし座流星群 11月10日~11月23日
- ふたご座流星群 12月 7日~12月17日
- こぐま座流星群 12月17日~12月26日
中でも、ペルセウス座流星群はたくさんの流星の出現が見込まれていて、観測のしやすい流星群としても有名です。
季節も夏なので、防寒対策はあまり必要ありません。(ですが、高原の夜は思ったよりも冷え込むので注意です。)
流星の観測には、いくつもの条件をクリアする必要があります。
まず、当然ですが、雲がないこと。次に、空を遮るものが少ないこと。
周囲に灯りがあるような場所は、当然観測に向きません。
ですから、都会から少し離れた、できれば高原のような場所で、寝っ転がって(夏とは言え、冷えますから、寝袋持参で)観測したいですね。
教科ごとの勉強の仕方にもどる