算数の個別指導って意味がありますか?
保護者の方からご質問がありました!
大手の進学塾に通いながらの個別指導、時間的にもカツカツになって、じっくり勉強に取り組む時間も無くなってしまう。
これって、意味があるのですか?
ときどき同じような質問はいただきます。
(このサイトでも、「問い合わせフォーム」というのを設置していますので、そこからけっこうご質問があります。)
そのたびに、同じようなことを答えないといけません。
つまり、「使い方次第です」
個別指導の「使い方」って具体的には?
主体的な学習なしに、成績は伸びません
算数に限らず、すべての教科に共通して言えることですが、
成績を上げるためには、「主体的な」学習が必要です。
自分で考え、自分で答えに行きつこうとする姿勢です。
もちろん、すべて正解できるわけではありません。
むしろ、算数なんかでは、応用問題レベルになってくると間違うことも多くなるでしょう。
それでも、何とか答えを出してやろうという気持ちをしっかり持って取り組む。
これは絶対に必要です。
自分で必死で考えた、そのあとの質問は大いに意味があります
でも、解決できない問題も必ずあります。
解説を見ても理解できない。
(塾のテキストの解説、不親切なことも多いですよね、特にH学園のテキストの解説は最●です)
そんなとき、「こう考えるといいんだよ」と後ろから背中を押してもらえるような指導があれば、
その子はものすごく伸びていく。
家庭教師や個別指導で力をつけていく子は、その先生に頼らない。
家庭教師や個別指導でどんどん力をつけていく子もいます。
そういった子供は、「先生に頼りきり」ということがありません。
頼らないで、上手に個別を利用するのです。
自分でどんどん考える。
考えて、考えて、分からないところを個別の先生に質問します。
そんな利用の仕方ができる子が成績を伸ばしていきます。
伸びない子は、「指示待ち」
だれの指示かはあまり関係がないのですが、塾の先生だったり、親だったり、もちろん個別の先生だったりします。
指示がないと、自分から問題に取り組まない。
そして、一から十まで説明を求める。
そんな子は、なかなか伸びていきません。
時間がない、限られてる中で成績を伸ばす
塾に通い、個別指導も受講し、となると、どうしても時間が取られます。
じっくり考えるという時間が無くなる気がします。
でも、考える子は、この限られた時間の中でも考えます。
逆に、時間がある、となると、後回しにしたり、だらだら時間を過ごしてしまったりして
結果、成績が伸びない、ということも多いのです。
子どもが1つの問題に真剣に取り組め時間(考えられる時間)は5分ほどと思っておいた方がいいのです。
それ以上時間を与えて、じっくり考えさせようというのは、あまり勧められた方法ではありません。
限られた時間だからこそ真剣に取り組める、これが成績を上げていくコツだし、
真剣に考えた結果、理解できないときに個別指導を上手に使うことも成績を伸ばしていくいい方法だと思います。
自分の頭で考える時間を確保する
以前教えていた子にこんな子がいました。
1週間、ほぼ毎日夕方~夜は塾で授業。
玉の休みや、授業がなくて空きができたときは、せっせと個別指導に通って、それこそまったく空きがないような状態で個別指導を受ける。
塾の宿題は個別指導で、先生と一緒にこなし、かろうじてできた時間は、自習室でうつらうつら。
話を聞くと、毎日睡眠時間は4時間ほど、塾の授業、個別の授業で自分で考える時間やたまった宿題をこなすために、睡眠時間は極限まで削る。
その子にいくら才能があったって、いくら頭がよかったって、これでは伸びるものも伸びません。
ある程度時間に余裕を作って、少しでも自分の頭をフル回転させるように持って行ってあげないといけないでしょうし、何より睡眠時間が少なすぎます。頭がフル回転できません。
これは極端な例ですが、似たような生活を送っている子はたくさんいます。
本気で成績を上げたかったら、そもそもの時間の使い方から考えてあげないといけないですよね。
Skype算数個別指導の宣伝用動画を作りました。
中身もなかなかいい(自画自賛(^-^;)のですが、それよりなによりバックで流れている音楽がなかなかいいと思います。
ぜひお聴きください。
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