奈良の名門 東大寺学園中学校

東大寺学園中学校の特徴

もともと大仏で有名な東大寺の境内であった学校で、今から30年近く前に、現在の高の原に移転されました。

近鉄高の原駅から、徒歩で約20分。丘陵にある学校です。

本当に、広々とした敷地に、ゆったり建っている校舎、広いグラウンド、のびのびと6年間過ごせる学校です。

toudaiji2

基本的に何をするのも自由。校則は厳しくなく、自主性に任される部分が多いです。

学業についても同様なんですが、近年、何を思ったか、未達者に対して、補習授業を実施するようになったそうです。

大学合格実績は素晴らしく、入試では、どちらかと言えば文系重視なのかなと思われるような状況になっているにもかかわらず、理系の特に医学部医学科に多数の合格者を輩出しています。

もちろん、東大や京大の合格者も多数。

洛南や、西大和に負けるわけにはいかないぞ、って感じで頑張っているように見えます。

(あくまで、生徒が頑張っているのでしょうが・・・)

学校のスタンスは、あくまで社会に出たときに有用な人材を育てる、だそうですが、ただ、そのために何か特別なことをやっているということではなく、普段からの生徒と教師のふれあい、信頼関係を大切にしているというところでしょうか。

6年間を過ごすことになる学校ですから、これは非常に大切なことだと思います。

優れた教師に囲まれ、優秀な子供たちと共に過ごす6年間は、何物にも代えがたい大切なものを子供たちに与える、これは真実でしょう。

奈良県だけでなく、大阪や京都、さらには兵庫県からも多くの受験生がやってくる理由が分かりますね。

アクセス

住所:奈良市山陵町

最寄り駅:近鉄京都線高の原駅 徒歩20分

阪神難波線が開通したので、兵庫方面からのアクセスが良くなりました。

受験情報

例年のことですが、募集は約180名、入試日程は、解禁日から3日目の月曜日。
合格発表は入試から3日目の午前11時から、というのがここ数年の状況です。

2019年度は、出願934名、受験884名、合格351名となっています。

関西の入試も3日目にあたり、灘や甲陽、大阪星光といった学校との併願校としても位置付けられていますから、この学校が第一志望校でないケースも多く、合格者数は募集の2倍程度となっていますね。

400点満点(3科で受験しても合計300点を3分の4倍して400点にします)で、合格最低点は非公表ですが、2019年度は公表されているデータから考えて280点を少し下回る程度と考えられます。

追加同格がー2~3点程度まで出る年もあります。

この学校に関しては、3教科で受験するより、4教科受験で、社会もしっかりやっておいた方が合格率が上がるという印象です。

例年、学校見学会や入試説明会が行われていますが、学校説明会を含め、すべて事前予約制になっているので、まめに学校のホームページをチェックしてください。

中学のことをもっと知ろうにもどる

記事が気に入ったら「いいね」してください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください