2016年度 難関中学 塾別合格者数(関西)

2016年度中学合格実績比較

2016年度の入試もほぼ終了し、ぼちぼち結果の方が出てきました。

ここでは関西の大手進学塾である、浜学園・希学園・日能研・馬渕教室・能開センター・成基学園・進学館・SAPIX関西について、主な難関中学校の合格者数(各塾がホームページに公開したもの)をまとめておきます。

これから中学受験を考え、お子様を通わせる塾をお考えの保護者の方は、参考になさってください。

ただし、「合格者数が多い=お子様にとってのベストな塾」という公式は必ずしも成り立ちません。

実際に中学受験のための塾を選ぶときには、「本当にわが子に合っているか」を中心に「力をつけてくれるか」「テキストはいいか」など

いくつもの項目をしっかりチェックしてほしいと思います。(別ページで「塾の選び方」を詳しく説明していますから、そちらも参照してください。)

なお、各塾の合格者数については、ホームページで確認しながら表を作成していますが、誤植、遺漏等はご容赦ください。また、判明順に掲載しております。

2016年度中学受験 塾別合格実績比較表

日能研馬渕能開成基進学館SAPIX
8043623315826
東大寺100344310258696
洛南11356523393567
甲陽812441202213
大阪星光84336477361
神戸女学院532039932155
西大和20770961411033964
四天王寺10645698076557
洛星62203879107231
清風南海133521002075

ちなみに、2015年度の各塾の実績

日能研馬渕能開成基進学館SAPIX
93325027120914
東大寺10138269463964
洛南12452583593691
甲陽7320681250225
大阪星光9128366579342
神戸女学院5121421401184
西大和2426511113411331092
四天王寺98445881738152
洛星75154471128701
清風南海124445082238272

となっていました。

実績だけに頼らない塾選びを

昨年の同じ時期の記事にも書きましたが、「合格者のダブルカウント」という問題は解決される気配がありません。

大手進学塾に通う子が、個別の指導も受けて、大手進学塾と個別の実績のダブルカウント、これはまだ理解できます。

ですが、前にも書いたように、「一方で浜学園のWeb授業を受講し、また一方で希学園のWeb授業を受講するということも可能ですし、馬淵教室で実際に授業に通いながら、Web授業で浜学園の授業も受ける。

こんなことが現実問題として可能になった」のですが、まさにこれに該当する受験生が、管理人の知る限りでも数名いました。

当然、彼らの実績はダブルカウントです。

最難関の学校に合格してきた場合、その受験生を何が何でも合格者にカウントしたい、思いはどこの塾でも同じです。

ですから、合格実績だけに頼らない塾選びが大切なんですね。

灘の合格者数、希が踏ん張りました

危ない、危ないと言われ続けて数年、主力の先生方の多くが抜けていった希学園ですが、今年の入試では灘中学の合格実績を伸ばしました。

理由の一つに、灘中学校の算数の難化があるのではないかと管理人は考えています。

nada 2016 shiryou2

この資料は、灘中学入試の受験者平均と合格者平均のここ数年のまとめの表です。

昨年に続き、算数は受験者平均も合格者平均も低くなっています。

希学園という塾は、算数を鍛える塾として有名です。先生方も、算数に関してはとてもいい教材を作成しています。

それだけではなく、趣味のように難問対応をさせているようで、ここで鍛えられた子らは、灘の難問といえどもかなり対処してくるのでしょう。

もちろん、それだけではないでしょうが、大きな理由の一つにはなるのではないでしょうか。

※注 掲載した資料は2月1日現在での判明分です。随時更新していきます。

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