関西のトップ層は、学力的に東大合格が可能であっても、通学圏内の京大医学部や阪大医学部を『実利』で選ぶ傾向が依然として強いです。今回の東大速報値の微増は、その中でもあえて東大の門を叩くチャレンジ層がわずかに増えた、あるいは理系数学の難化に対して関西私学の演習量が功を奏した結果と言えるかもしれません。
東大合格者数 2年比較(関西主要校)
2026年3月15日現在の速報値と、2025年度の確定実績を比較したデータです。
東大合格者数 比較データ表
| 学校名 | 所在地 | 2025年(確定) | 2026年(速報) | 昨年比 |
| 灘 | 兵庫 | 92名 | 95名 | +3 |
| 西大和学園 | 奈良 | 71名 | 75名 | +4 |
| 甲陽学院 | 兵庫 | 26名 | 33名 | +7 |
| 洛南 | 京都 | 13名 | 18名 | +5 |
| 東大寺学園 | 奈良 | 18名 | 17名 | -1 |
| 北野 | 大阪 | 13名 | 15名 | +2 |
㊟ 数値は2026年3月15日現在のインターエデュ等の速報に基づいています。最終的な確定値は、今後各学校から発表される「追加合格」等で数名変動する可能性があります。
2. 比較表から見える関西勢の動向
「東大シフト」を強める西大和と灘の安定感
灘: 昨年から微増し、95名をマーク。理三(医学部)合格者も7名(現役6名)と質・量ともに圧倒的です。
西大和学園: 75名(現役51名)と着実に数字を伸ばしており、関西における「東大を目指すなら西大和」という立ち位置をより強固にしています。
甲陽・洛南の「現役力」の向上
甲陽学院: 昨年の26名から33名へと大幅に増加。特筆すべきは、そのうち29名が現役合格という現役比率の高さ(約88%)です。
洛南: 昨年より増加し18名。うち17名が現役という、凄まじい「現役合格力」を見せています。
「あえて東大を選ばない」東大寺と北野の独自色
東大寺学園: 東大合格者は17名(うち現役12名)と昨年並みですが、注目すべきは京大合格者数(76名)。地元・京大や医学部を優先する「関西最難関校らしい」選択が数字に表れています。
北野(公立): 公立の雄として、東大にも15名の合格者を出しつつ、京大には90名超という圧倒的な実績を残しています。
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