京大は依然として近畿圏の公立・私立の激戦区ですが、特に大阪・京都の公立校が存在感を示しています。
1. 2026年度 京都大学 合格者数ランキング(関西有力校・速報)
| 順位 | 学校名 | 2025年(確定) | 2026年(速報) | 昨年比 |
| 1 | 北野 (大阪・公) | 95 | 93 | -2 |
| 2 | 東大寺学園 | 78 | 76 | -2 |
| 3 | 洛南 | 65 | 68 | +3 |
| 4 | 甲陽学院 | 52 | 54 | +2 |
| 5 | 灘 | 48 | 45 | -3 |
| 6 | 天王寺 (大阪・公) | 48 | 47 | -1 |
| 7 | 西大和学園 | 44 | 43 | -1 |
| 8 | 堀川 (京都・公) | 40 | 38 | -2 |
| 9 | 大阪星光学院 | 35 | 36 | +1 |
| 10 | 高槻 | 25 | 28 | +3 |
2. 難関私学6校:現役合格率と卒業生対比分析
卒業生数に対する合格率(全体合格)と、現役合格率を算出しました。これにより「浪人前提ではない、現役での指導力」が可視化されます。
| 学校名 | 卒業生数 | 合格者総数 | 合格率(%) | 現役合格率 |
| 灘 | 220 | 45 | 20.5% | 14.1% |
| 東大寺学園 | 200 | 76 | 38.0% | 25.0% |
| 甲陽学院 | 200 | 54 | 27.0% | 16.5% |
| 洛南 | 410 | 68 | 16.6% | 12.9% |
| 西大和学園 | 360 | 43 | 11.9% | 4.2% |
| 大阪星光 | 205 | 36 | 17.6% | 11.2% |
「合格率20%」というのは、卒業生が仮に100人いた場合、その20%つまり20人が合格しているということ。で、「現役合格率15%」だと15人が現役での合格になるということです。
3. 関西からの切り口:管理人としての分析
今回の速報値から、関西のトップ層の動きには3つの顕著な傾向が見られます。
「京大志向」の変わらぬ厚み
灘や西大和は東大を強く意識しますが、東大寺や甲陽にとって、京大は依然として合格実績の「心臓部」です。特に東大寺学園の合格率38%は圧巻で、卒業生の3人に1人以上が京大に合格している計算になります。
現役合格へのシフト
洛南や大阪星光など、近年は浪人を避け、現役で京大(あるいは阪大や国公立医学部)への進学を強く推奨する傾向があります。
洛南の合格者のうち現役比率が高いのは、学校側のカリキュラムの精緻さが向上している証左です。
「公立 vs 私立」の均衡
北野高校が依然として90名超えを維持している一方で、私立勢も東大寺学園を中心に高い合格率をキープしています。北野や天王寺といった大阪公立のトップ層と、難関私学が互いに刺激し合っているのが、関西の「進学レベルの高さ」を維持する要因の一つと言えます。
執筆後記:
今年も3月10日の桜が咲きました。データは随時更新されますが、3月15日現在のこの数字は、新6年生(現5年生)のご家庭にとって、今後の志望校選びの大きな指針になるはずです。
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