東大合格も夢じゃない! 家庭環境を変えるだけで、子供の成績は向上する!

中学受験に成功する子に育つ秘訣

家庭環境は子どもに大きな影響を与えます。

兄弟や姉妹が揃って優秀な家庭はよくあります。

そういった家庭では、決して勉強を厳しくさせているわけではありません。

子どもが自発的に勉強できる環境づくりが上手なのです。

では、そういった家庭に共通することは何なのでしょう?

親自身が毎日を楽しく過ごしている

別に親が高尚な職業についていたりお金持ちである必要はありません。

親のあなたが毎日を生き生きと過ごすことが大切。実際、教え子でもご両親揃って高学歴で社会的な地位の高い職業に就いている家庭より、ご両親の学歴が低くても、家庭が明るく楽しいと感じさせる家庭の子供が、難関中学から難関大学に進学していった例はとてもたくさん見てきました。

年齢に関係なく趣味や事業にチャレンジされていたり、明るく生き生きと過ごされている家庭の子供の方が、成績も向上しやすいように思います。

多分、幸福感が子どもに伝わって、勉強へのやる気や前向きに努力する気持ちにつながるのでしょう。幸福感は子供に伝染しますからね。

会話が多く家族仲が良い

子どもは人間関係にとてもナイーブです。

家庭内がギスギスしていたり、いさかいがあると、子どもは不安に陥り、投げやりな感情が生まれて勉強が手につかなくなります。

思春期の中学高校時代もいつも会話を絶やさないようにしてください。

反抗期を迎えると、子供は自分の殻の中に閉じこもりがちです。学校から帰ってきても、ろくに顔も見ず、ぼそっと「ただいま」だけ言ってすぐに部屋に閉じこもる。

そんなとき、親であるあなたが無理に子供の部屋に入っていくのはタブーです。

食事のときなど、出てきたときに、何事もなかったように、普通に「明るく」話しかける。
反応が悪くてもめげずに毎日続ける。そうするうちに、子供の気持ちも再び明るくなってくるものです。

会話での注意点は、根掘り葉掘り聞くのではなく、聞き役に徹すること。

家族仲が良いと、子どもは安心して家庭での居心地の良さを実感し、それが勉強への集中力アップにつながります。

家の中が片付いている

片付けるという行動は、ワーキングメモリー(会話や思考能力に影響を及ぼす脳の領域)を鍛えるのにとてもいいそうです。

実際にそれぞれのご家庭を覗いたわけではありませんが、家の中が片付いていたり、掃除をすることをきちんと子どもに教えている家庭では、子供もいろいろなことをきちっとできるような気がします。

こまめに英単語や年表を暗記することや、算数の文章題を、内容を整理して論理的に解くことにつながっていくのではないでしょうか。

成績を上げるために、勉強量を増やし、時間を管理して、というのが普通の親の対応だと思いますが、まずは家庭環境を改善することを意識していくということが非常に重要に思います。

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