教育情報サイト「リセマム」が、通信教育の顧客満足度調査を実施した「イード・アワード2017 通信教育」で、「幼児総合」部門、「小学生総合」部門、「小学生タブレット」部門のそれぞれで評価の高かった通信教育を発表しています。
総合評価の高かったこれら3部門について、管理人の感想を書いてみました。
(中学受験で役に立つかどうか、という視点が大いに入ってしまっていますが…)
幼児部門総合、最優秀は「Z会 幼児コース」
以前から、管理人が「中学受験に必ず役立つ」とさんざん書いてきたZ会の幼児コースが最優秀賞です。
「Z会 幼児コース」ってどんな通信教育なんですか?
総合評価だけでなく、いくつもの部門賞を獲得した「Z会 幼児コース」ですが、
何がそんなに優れているのでしょう。
その答えは、Z会のサイトにも書かれているこの言葉「あと伸び力」
Z会の通信教育<幼児向け>
小学校入学前に「学力」を追求するのは、将来伸びる芽を摘むことにつながりかねないので、やめた方がいい。それよりも、将来伸びる力を身につけるために、幼少期にやっておかないことがもっとあるはずなんです。
一つは、子供の興味、好奇心の芽を摘まないで、それを育てること。
そしてもう一つは、語彙力を育てること。
Z会幼児コースは、このことを理解したうえで教材を作成しています。
大学受験から始まって、高校受験、中学受験と、子供たちの様々な段階における受験と向き合ってきたZ会だからこそ、「将来、伸びる子になるための」幼児通信教育に行きついたのでしょう。
ただし、Z会幼児コースは、必ず保護者が一緒に取り組んであげないといけません。
むしろ、「家族と対話し、コミュニケーションをとりながら進める」ことにこそ、意味があると考えるからです。
しかも、「おもちゃ」はついてきません。
遊び方の限定されるおもちゃ、ではなく、子供が自由な発想で取り組んでいける補助教材を使います。
このあたりの発想、ベネッセの「こどもちゃれんじ」と取り組み方が真逆なのが面白いですね。
詳しくは、次のサイトをご覧ください。
そういえば、幼児期の先取り学習って役立つの?
計算と言えば公文式。
計算力を鍛えられると利用する人が多いですよね。
同じような問題を繰り返し繰り返しやっていく中で、少しずつレベルアップし、気が付いたらいくつも上の学年がやることまで達しているというのもよく聞きます。
そして、この「公文式」、小学校入学前から利用している人も結構いらっしゃいます。
公文式をずっと続けて小4で中3内容に行ってしまったので、そこで終了して、中学受験の勉強に専念し、灘中に合格したという子もいます。
ですが、これを利用する大部分の子供たちは、「しくみ」を考えず、機械的に量をこなすことにならされていってしまうので、そこに「考える」という余地はなかなかありません。
もちろん、単純計算を「正確に」「速く」やっていくには、この方法は決して間違いではないのですが、でも、その先の発展性が見えにくいのも事実です。
管理人的には、計算は小学校1年に入ってから、というか、数の仕組みをある程度理解できるようになってから、「自分の頭を使って」やった方がいいと考えています。
ですから、計算に入る前に十分「数になじむ」「数えることになじむ」時間をとってあげてほしいと思います。
文字の読み書き
計算と同じく、小学校入学前にさせておきたいことに、文字の読み書きがあります。
すくなくとも「ひらがな」は全部読めるようにしておきたいし、できれば簡単な漢字も書けるにこしたことはない、とみなさんそういう思いでいますよね。
そしてここでも「公文式」は大活躍。
公文式で覚えた文字を、おうちに帰ってお母さんに披露する、お母さんに褒められる、ますますやる気が出る。
この循環で、子供の「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」という意識が高くなるのはいいことです。
管理人としても、早くから文字、言葉になじみ、その延長で「読むこと」「思考すること」につないでいけたら、公文式も悪くないと思います。
ただ、幼児期の「学び」には、おうちの方と一緒に、楽しくやるという視点も必要に思うので、そのことを忘れないでいただけたら、もっといいのでしょう。
好奇心を刺激することを忘れずに
そして、子供がこれからどんどん成長していく中で何より大切なことは、好奇心。
子供が何かに触れ、興味や関心を強く持つ、これはよくあることです。
その興味や関心をきちっと育ててあげる、どんなことでもいいので、しっかり対応してあげる。
その中で、子供は自分で学び、答えを見つけ、分からないことをもっと知りたい、学びたいと思うようになります。
これが成長につながります。
こういった環境に対応できる通信教育、それがZ会なのかもしれません。
詳しくは、次のサイトをご覧ください。
イード・アワードというのは、「エンドユーザーに対するリサーチによって得られた顧客満足度により、各メディアに関連したサービスへと送られる、イードからの特別な賞」ということです。(株式会社イードについては、こちらをご覧ください。)
調査は、通信教育を受講している幼児・小学生・中学生・高校生・大学受験生のお子さんをもつ保護者を対象に、2017年10月24日から2017年11月6日までの期間、インターネットで実施し、3,386の有効回答を得ました。(イード・アワード > 通信教育)
それぞれの部門の最優秀賞と優秀賞を見ていきましょう。
「幼児総合」部門
▶ 最優秀賞
👑 Z会幼児コース
▶ 効果のある通信教育
Z会 幼児コース
▶ 子どもが好きな通信教育
こどもちゃれんじ
▶ 教材がよい通信教育
Z会 幼児コース
▶ 継続しやすい通信教育
Z会 幼児コース
▶ 学費の満足度が高い通信教育
幼児ポピー「ポピっこ」
▶ 受験・進学情報の充実している通信教育
Z会 幼児コース
▶ ブランド信頼性の高い通信教育
Z会 幼児コース
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