合格可能な偏差値一覧(男子)
それでは、6年の秋にこれだけ取れていれば、という合格可能性の高くなる偏差値の一覧をご覧ください。
(日能研のデータを参考にしましたが、例えば、浜の場合偏差値60以上の学校では2~4ポイント引いた数字を考えるといいでしょう。)
偏差値 (80%ライン) | 学校名 | 日程 |
---|---|---|
72 | 灘 | 1・2日目 |
71 | 洛南(併願) | 3日目 |
67 | 東大寺 | 3日目 |
66 | 西大和 | 2日目午後 |
65 | 甲陽 | 1・2日目 |
64 | 六甲(B日程) | 4日目以降 |
63 | 洛南(専願) | 3日目 |
63 | 須磨学園(3B) | 4日目以降 |
62 | 大阪星光 | 1日目 |
62 | 函館ラサール | 0事前 |
62 | 愛光 | 0事前 |
62 | 清風南海(B・S特) | 4日目以降 |
62 | 須磨学園(2B) | 2日目 |
60 | 清風南海(A・S特) | 1日目午後 |
60 | 白陵(後期) | 4日目以降 |
60 | 大阪桐蔭(後・英数選抜) | 4日目以降 |
60 | 洛星(後期) | 4日目以降 |
59 | 六甲(A日程) | 1日目 |
59 | 洛星(前期) | 1日目 |
58 | 帝塚山(1A・S理) | 1日目 |
58 | 須磨学園(2A) | 2日目 |
58 | 高槻(中期) | 4日目以降 |
58 | 高槻(後期) | 4日目以降 |
57 | 白陵(前期) | 1日目 |
57 | 清風(前期理Ⅲ選抜) | 1日目午後 |
57 | 東山(前期Bユ) | 2日目 |
56 | 淳心(前期B) | 2日目 |
56 | 立命館(後期アド) | 2日目 |
56 | 清風(プレミアム) | 4日目以降 |
56 | 須磨学園(3A) | 4日目以降 |
55 | 須磨学園(1A) | 1日目 |
55 | 清風南海(A・特) | 1日目午後 |
55 | 滝川(医進G) | 1日目午後 |
55 | 奈良学園(B・医進) | 2日目 |
55 | 大教大池田 | 4日目以降 |
54 | 岡山(東医) | 0事前 |
54 | 岡山白陵 | 0事前 |
54 | 淳心(前期A) | 1日目 |
54 | 大阪桐蔭(前・英数選抜) | 1日目午後 |
54 | 滝川第二(Bプ) | 2日目午後 |
54 | 三田(前期BS) | 2日目午後 |
54 | 神戸大附属 | 4日目以降 |
54 | 淳心(後期) | 4日目以降 |
53 | 高槻(前期) | 1日目 |
53 | 明星(A午後特) | 1日目午後 |
53 | 立命館(後期総合) | 2日目 |
53 | 明星(B特) | 3日目 |
53 | 清風(後期理Ⅲ) | 3日目 |
53 | 大阪桐蔭(中・英数選抜) | 3日目午後 |
53 | 大教大天王寺 | 1日目~ |
53 | 清風南海(B・特) | 4日目以降 |
52 | 帝塚山(2B英数) | 3日目 |
51 | 清風(前期理Ⅲ) | 1日目 |
51 | 関西学院 | 1・2日目 |
50 | 同志社 | 1日目 |
50 | 三田(前期AS) | 1日目 |
50 | 立命館(前・Bアド) | 1日目 |
50 | 帝塚山(1A英数専願) | 1日目 |
50 | 帝塚山(1B英数) | 1日目午後 |
50 | 開明(後期S理) | 2日目 |
50 | 帝塚山(2A英数) | 2日目 |
50 | 奈良学園(B特) | 2日目 |
50 | 同志社香里(後期) | 3日目 |
50 | 甲南(Ⅲフ) | 3日目午後 |
50 | 同志社国際 | 4日目以降 |
49 | 帝塚山泉ヶ丘(1医進) | 1日目 |
49 | 甲南(Ⅰ午後フ) | 1日目午後 |
49 | 金蘭千里(前期B) | 1日目午後 |
49 | 滝川(午後医進) | 1日目午後 |
49 | 帝塚山泉ヶ丘(2医進) | 2日目 |
49 | 啓明(B) | 3日目 |
49 | 開明(2・S理) | 4日目以降 |
49 | 清風(プⅢ) | 4日目以降 |
偏差値の豆知識(だけど”本当は怖い偏差値”)
偏差値の見方
入試の難易度を示す目安になるものに偏差値があります。
ただ、この偏差値。厄介なことに、受験するテストの母集団によって、数値が変わるので、絶対的な基準にはできません。
例えば、灘中の合格可能偏差値がA塾では72なのにB塾では66と示されていたとします。
そしてX君がC塾で受験したテストで取った偏差値は50。
さて、X君は灘中に合格する可能性はどれほどなんでしょう?
答えは、「分かりません」。
当たり前ですが、偏差値の基準はそのテストを受けた集団です。
灘中に合格する可能性の高そうな子ばかりが受験するテストで平均点をとったら、合格可能性は高いですよね。
受験した集団の平均点を取ると偏差値は50になります。
もしX君がこのような集団で偏差値50取っていれば、可能性はかなりあることになります。
逆に、灘中合格実績がほとんどない塾で偏差値72取っていても、可能性が高いとは言い難いでしょう。
偏差値は絶対ではないのです
このような性質を持っている偏差値ですが、志望校を決定する段階では、あくまで目安となる数字の一つでしかありません。
塾の先生によっては、偏差値による判定を絶対視し、挑戦したくてもさせてくれないような指導をなさる方もいるようにお聞きしています。
しかし。
偏差値による評価は、あくまで可能性。
しかも、塾の模擬テストの問題と、受験したい学校の問題の傾向や難易度は違って当たり前。
となれば、実際の判定としては、公開模試などのテストでおおよその可能性を探り、もっと現実的な可能性は、過去問等で見ていくという方法がいいのではないかと思います。
さらに、経験豊かな先生に当たれば、普段のその子の様子などで、おおよその可能性を言い当ててくれます。
4年や5年の偏差値は全くあてにならない
4年や5年でも模擬テストはあります。
意識の高いお母さんやお父さんほど、この段階での偏差値には敏感です。
ここで、まったくやってきた成果が表れていないというなら、この先の勉強方法など、いろいろと見直してあげないといけないかもしれません。
(気の早すぎる保護者の方は、子供が塾に通うようになって2か月ほどで、公開の結果が出ていないからといって転塾を考えたり、子供を必要以上に追い込んだりします。)
ですが、ある程度の結果が出ているようであれば、そして、普段の勉強がそれなりにできているのであれば、ふつうに結果もともなってきますから、心配し過ぎることの無いようにしてください。
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