能開センターの特徴は?

 

最近勢いをつけてきたのが、この能開センターです。

ここ数年、希学園から多くの講師を引き抜き,最難関である灘中学校への合格者数を大幅に増やすことを目指しています。

東大寺や星光には強い

もともと大阪の南部を中心に大阪星光や東大寺学園,西大和学園,四天王寺,清風南海,智辯学園などそこそこの難関校には多くの合格者を出してきました。

しかし,大阪の北部にある校舎での実績が伸びず,特に兵庫の学校の実績を伸ばせずにいました。

灘中の合格者数でも,毎年合格者数は一桁前半,塾の今後の展開を考えたとき,何とかしたいと考えるのは当然です。

その結果が,希学園からの多くの講師確保につながったのですね。

これを足掛かりに,大阪北部や兵庫県への校舎展開を行っています。

(余談ですが,西宮北口にできた校舎には,希学園出身の先生ばかりが配置され,すぐ近くの希学園西宮教室に対抗しています。)

能開センターの特徴は?

さて,この塾の特徴は,基本的に講師が校舎に配置されていること。

校舎責任者(校責)を中心に,クラスを核にしてクラスごとに管理するというスタイルです。

クラス担任が,受け持つ生徒の成績に責任を持ち,保護者対応,進路指導などを進めていきます。

担任がしっかりして細やかな配慮ができれば,受験がうまくいきます。

ですが,すべての校舎,すべての担任が優れた力を発揮しているかというと,少し不安な面もあります。

その結果,同じ能開センター内で生徒が所属の校舎を変わることもあるようです。

能開センターは,基本「塾ですべて面倒見ます」というスタイルです。

なので,授業前や授業後の自習時間確保なども講師を確保して行ってくれます。

その結果,拘束時間がやたら長くなります。

これは通わせている保護者から好意的に受け取られることも多いですが,弱点の補強を考えたとき,完全にその要望に応えてくれるかというと,どうもそういう訳ではないようです。

こういった点を十分理解したうえで子供を預けないといけないですね。

能開センターアルファ特訓について

アルファ特訓は、希出身の講師を中心に灘向けの対策を行う,資格制の講座です。

今まで能開センターで弱点だった最難関に特化した指導を行っています。

進め方が,浜や希に近づいてきたということでしょうか。

ただ、通ってきている生徒のレベルが、アルファ特訓の担当が考えているレベルに達していないというのが実情のようで、

まだまだ空回りしている生徒も多くいるという話が聞こえてきます。

今後のことになりますが、こういった生徒をどれだけ丁寧に最難関の灘レベルまで引き上げていくのか、が能開という塾が生き残っていく上で非常に重要なポイントになりそうです。

能開センターのテキストは

ここ数年でかなり内容が刷新されてきたという印象です。

例えば算数であれば、以前は要点が絞れていないというか、どうでもいいような「ポイント」を回りくどくさせていく、という印象のテキストでしたが、最近のものはもう少しきちんとポイント、要点に切り込んで、大切な部分、入試レベルの問題を解くのに必要な要点をはっきりさせてきたという印象です。

国語も担当者が「このテキスト使えない」というものだったのが、「これをきちっとやればなんとか力がつくのではないか」というレベルまでよくなったそうです。

テキストがよくなった分、どこで受講しても統一感が出てきたかも

担当講師が、このテキスト使えないと思ったら、独自プリントをどんどん講師裁量で入れていくような進め方でしたが、そのあたりも多少改善され、統一感が少しは出てきたのではないでしょうか。

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