京大合格者数ランキング 2014年度版

京都大学の2014年度合格者数一覧です。

合格者数設置母体高校名所在地
79私立洛南京都府
74私立西大和学園奈良県
68公立北野大阪府
62私立洛星京都府
58私立大阪星光学院大阪府
58私立東大寺学園奈良県
54私立甲陽学院兵庫県
49公立膳所滋賀県
47公立天王寺大阪府
47私立清風南海大阪府
46公立堀川京都府
46私立大阪桐蔭大阪府
34私立東海愛知県
30私立兵庫県
29私立六甲学院兵庫県
29公立旭丘愛知県
29公立大手前大阪府
28公立三国ヶ丘大阪府
26公立明和愛知県
26公立奈良奈良県
25公立姫路西兵庫県
24公立岡崎愛知県
24私立清風大阪府
23公立長田兵庫県
22私立高槻大阪府
22公立神戸兵庫県
21私立四天王寺大阪府
21公立熊本熊本県

京大入試の特徴

大阪、京都、奈良からの合格者数はもちろん多いのですが、愛知県からの合格者が多いのが目立ちます。

ただ、かつて東大と並び称された難関大学ですが、最近は、東大が関東の地方大学になりつつあるという以上に、一地方大学化が進んでいるという話もあります。

少子化、地元志向、安全志向、現役志向。こういった要因が、大きく影響しているのでしょうか。

大学入試は、まさに世相を映す鏡であるようです。

難関私学の医学部志向

さらに、特に関西の難関私学での医学部志向もあり、京大はかつての栄光が徐々に薄れつつある、そういったことも囁かれています。

実際、関西の難関高校の医学部志向は非常に強いものがあります。

私立高校の先生の中にも、「医学部受験をやめて京大に行ってくれたら、学校にとってもインパクトも強くてうれしいのですが。」と、半ば冗談交じりでお話になる方もいるくらいです。

「ですが、進路については、もちろん、本人やご家族の希望優先ですからねぇ。」

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大阪の公立高校の凋落は

学区を再編し、当時の知事の鳴り物入りで公立高校回帰が言われていた、その公立高校は、当時期待されていた役割を果たしているのでしょうか。

大阪の4つの学区のトップ校、北野、天王寺、大手前、三国ヶ丘。

北野と天王寺は、辛うじて面目を保ってはいるようですが、大手前、三国ヶ丘にかつての勢いがないように感じられます。

この4項合わせて200という数字を期待したいですね。

さらに、国立の教育大附属の3校(池田・天王寺・平野)が結果を出せていません。実は、ベスト30にも名前が挙がってこないのです。

これは一体どうしたことでしょう。奮起を期待します。

2番手の高校のがんばり

大阪桐蔭や清風南海は、最難関の仲間にはふつう入っていません。

ですが、今年度の入試の(あくまで京大合格者数)結果は、最難関の高校の仲間に入ってもおかしくないほど、たくさんの合格者を出しています。

この数字を維持し、さらに伸ばしていくことができれば、保護者や受験生からの評価も上がり、難度が上がっていくでしょう。

そして、同難易度の高槻や、六甲、清風、さらに今回のランクに入ってはいませんが、奈良学園や帝塚山といった学校のがんばりも期待したいところです。

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