大阪の男子小学生の憧れ 大阪星光学院中学校

大阪星光学院の立地

大阪市の中心部よりやや南、日本一ののっぽビル・あべのハルカスがある近鉄阿部野橋駅・JR天王寺駅から徒歩10分。

最寄り駅は地下鉄谷町線の四天王寺前夕陽丘駅で、地上に出ればすぐそこにある学校です。

大阪府下の女子最難関校である四天王寺中学校から歩いて5分。

(入試の時などは、塾の先生たちは、四天王寺で入試応援、その後大阪星光に走って行って入試応援という、入試応援のはしごをしています(^-^; )

大阪星光学院の特徴

大阪府下では、男子の最難関の学校です。

まだ建て替えて新しい校舎は、重厚感がありますね。

灘や東大寺と違って、制服・制カバン・制靴の星光スタイルで通学します。

頭髪検査、携帯所持禁止程度の校則はあるようですが、特段に厳しいというわけではなく、比較的自由で、生徒の個性が尊重されているようです。

授業の進度は、他の難関校同様、速く、中学2年生終了時には中学内容が終わっているというペースです。

数学では、Z会のテキストを中心に使用、問題集もZ会。内容は深く、濃いですね。

ただ、ほとんど成績低迷者に対する補習授業は行われません。自分で何とかしなさいというスタンスです。

学校行事として、長野県の黒姫山荘や和歌山の南部学舎での合宿があります。

南部学者での合宿は主に勉強合宿のようで、寝ても覚めても勉強漬けといった感じだとは教え子の弁。

クラブ活動は盛んですが、運動部はそれほど強くなく、ま、それなりといった感じでしょうか。

もう一点、中学1年生の時に、学校で1週間程度宿泊するという行事が、かつては行われていました。

訊けば、保護者から離して、自分のことが自分でできるようにすることが目標の合宿だったようで、生徒の中には、着替える際のボタンはめまでお母さんにやってもらっているような、かなり過保護っぽい生徒を自立させる、ということでした。

校舎が新しくなって、これはもう実施されていないようです。

特記すべき点として、この学校では、中学から高校へ進級する段階で、毎年10名前後が進級できず、学校を去っていかないといけないということが挙げられるでしょう。

せっかく難関を突破して入学しても、これは残念なことです。

アクセス

住所:大阪市天王寺区伶人町

最寄り駅:大阪市営地下鉄谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘から徒歩2分,JR天王寺駅から徒歩10分

受験情報

平成31年度入試では、受験者数733名に対し、合格者298名。実質競争率は2.5倍。

合格最低点は400点満点中251.25点と6割ちょっと。

算国理の3教科受験生の成績は合計点×1.25で処理されます。

大学進学状況

2019年度

東大20名、京大50名、国公立の医学部医学科は48名となっています。

卒業生数176名なので、この結果は立派ですよね。

(現役での合格者数は、東大13名,京大29名,医学部医学科24名で合計66名という数字です。卒業生のほぼ3分の1ですね。)

2020年度大学合格実績は

東大 6名,京大 30名,阪大 10名,神戸大 18名,国公立医学部医学科 36名
(卒業生181名)

となっていて、同レベルの西大和に少し水をあけられた格好となりました。

ちなみに同じ大阪府内の清風南海高校(共学)は

東大 6名,京大 28名,阪大 33名,神戸大 21名,国公立医学部医学科 49名
(卒業生305名)

 

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