2016年度東大寺学園中学校入試結果

まずは、次の入試結果(東大寺学園のサイトで公開されています)をご覧ください。

toudaiji 2016 nyuushikekka

2016年度東大寺学園中学校入試結果

834名受験で、合格者は347名。

実質競争率は2.4倍。

受験者平均点は400点満点で270.8点

およそ6割8分です。

国語70.7点、算数62.4点、理科67.6点、社会65.0点。

合格最低点は今のところ公表されていませんが、分布表から考えると

280点+α というところ。

つまり、どの教科でも7割以上をきちんととっていかないといけないということです。

もちろん、得意教科で点数を伸ばし、苦手教科の穴を埋められればそれでいいわけですが、今年の各教科の点の出方からすると、苦手教科、または本番で失敗した教科があった人は、合格が難しい状況でしょう。

ここ数年の、算数激ムズから脱して、本来の東大寺らしい入試にもどった気がします。

塾の先生は、よく「入試は算数で決まる」といいます。

全面的に否定はしませんが、「算数ができる」ことより大切なことは、「各教科のバランス」ではないでしょうか。

我が家の受験(もうかなり昔のことですが)

実は、管理人の息子もかつてこの学校を受験しました。

家から遠いということで、受験前日に奈良入り。

試験当日の顔は、今まで見せたことがないような引き締まった表情。

さぼりにさぼった受験勉強でしたが(それでも塾は楽しく通っていた様子)、最後の総決算とばかり、全力を尽くしたようで、

見事に合格してきました(遠方なので、入学は辞退しましたが・・・)。

算数が苦手だったのですが、4教科のバランスで合格できたのでしょう。

合格発表を一緒に見に行きましたが、自分の番号を見つけるや、べしょべしょ大泣きを始めたものです。

あれだけサボっていても、合格はうれしいのか、というのが管理人の正直な感想。

手続きの書類をもらって(中に「合格通知書」が入っていました)、意気揚々と事務所から出てきました。

本気で頑張った子には、合否関係なく成長する

入試は、どんな子にとっても、乗り越えさせたい大きな壁です。

合格をとることだけでなく、不合格も経験し、それを乗り越えることに大きな意味があるように思います。

人生って、順風満帆に行くことの方が少ないですよね。

試練、壁、挫折はつきものです。

小6でそんな辛い目にあわさなくても、などという声も聴きます。(事実、我が家の受験でも、おじいちゃんやおばあちゃんがそういうのを、聞きました。)

ですが、本気で取り組んだという経験は、将来必ず役に立つ、そう信じてさせた受験です。(息子に限って言えば、受験の1か月前、ようやく本気になった、ようです。遅いですが・・・)

(じじ、ばばも、「うちの孫、○○中学に通ってますねん」などと、よく赤の他人様に自慢していました。ま、息子は頼んないもんで、余計でしょうが・・・^^;)

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