高槻中学校を併願する!

2019年度、高槻中学校の入試日程

A日程1月19日(土),B日程20日(日)の2回。

ということは、どうしても「高槻」に!という方は2回チャンスがある。

もちろん難易度的には、B日程の方が難しくなりますから、A日程で受験するに越したことはありません。

共学化を実施したため、男子の合格偏差値は上昇しています。

さらに、女子にとっても選択肢が増えたわけで、近年人気が上昇していますから、目標偏差値をクリアできていても油断できない学校になっています。

その1 B日程は難しいが、成績優秀者は抜けていく可能性がある

これはどういうことかというと、

星光・洛星(前期)など、男子の中で最難関あるいは準最難関というような学校の受験生は、2日目の高槻B日程の入試段階で合否の結果分からないので、こぞって受験します。

そこで合格をとった子らは、合格しても辞退する可能性が高いのです。

つまり、最強のライバルがいなくなるのです。

もちろん、最難関等の合格をもらえなかった受験生にも優秀な生徒はたくさんいますから、油断はできませんが…

その2 B日程の入試は、1日目の落ち込みを乗り越えた受験生が有利

高槻に限りませんが、例えば初日、大阪星光を受験したとします。

ところが、その入試で思うようにできなかった、その落ち込みを引きずったままB日程の受験に臨んでしまえば、実力の半分も出せないということがよくあります。

まだ小学生なのですから、切り替えがうまくいかないのも無理はないかもしれません。

ですから、中学受験の合否を最終的に決定づける要因は、もはやこの段階では偏差値ではなくなってきます。

そうです。厳しい受験で勝ち残るには、「できなかった」というショックからいかに脱出したかが最重要。

ショックを引きずって受験すると、いいときの7割ほどしか得点できません。

逆に、この時期、不合格になっても上り調子の子(少ないながらいます)は、受験前の最終の公開が50そこそこであっても、不合格ショックの60の子に逆転勝ちします。

以上まとめると

日程の詰まった中で勝ち抜くには、強い精神力と、気分の切り替えのうまさか、勢い(不合格を経験してもなお衰えない勢い)が、ぜひとも必要です。

高槻は大学合格実績もそこそこ

平成30年度で言うと、東大に1名(現1)、京大に17名(現14)、阪大に23名(現19)、神戸大に21名(現12)、大阪市大9名(現9)など。

国公立医学部医学科に20名(現12)という結果です。

私立大学も併せると、医学部医学科49名(現23)というのは、なかなかの結果ですよね。

学校長からのメッセージに「平成26年度に学校法人大阪医科大学と法人合併し、規模の拡大と高大連携・接続の新しい時代を迎えました。」とあります。

将来家業の医院を継ぐなんて言う場合、どうしても医学部医学科へというのであれば、多少とも有利に入学できるハズです。

学校の評判は

28年度から共学化を迎えた高槻ですが、学校の評判はどうなんでしょう。

高槻は、今改革期でこれからがますます期待できる学校だと思います。
海外研修・コース制・中学修学旅行の導入、
男女共学化、大阪医大との法人合併などなど・・・
改革には必ず反発がありエネルギーを使いますが、定着すればより素晴らしい学校へと変化していくものと信じています。
先生たちもとても熱心に子供たちのことをみてくれています。
個人的には色々と大変な時だと思いますが、エールを送りたいです。

これはインターエデュで見つけた書き込みです(息子さんが通っている)が、教え子(何人か入学しました)の感想もこれに近いものがあります。

先生が熱心・クラブが盛ん・自由

だいたいが男子ばかりの学校だから、話す内容もやることもあけっぴろげ。

共学になることで、雰囲気は多少なりとも変わると思いますが、今のいい面は残ってほしい、そんなことを言ってました。

第2志望や第3志望で入学しても、今は立派な高槻生、という感じです。

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