新6年生 合格までの1年間の過ごし方

新6年生のこれから1年間の過ごし方

ほとんどの塾では、2月から新6年生としての授業が始まります。

志望校合格のために、この1年間をどう過ごすか、が非常に大切ですよね。

そこで、偏差値別に1年間の過ごし方のヒントを書いてみます。

偏差値60以上あるときの勉強法

これまでの勉強を、その調子で続ければいいのですが、ポイントが2点あります。

特訓授業への取り組み方

6年になれば日曜日を中心に特訓授業が始まる塾が多いですね。

これでペースを乱されたり、自分の勉強ができなかったりすると、せっかくの特訓が無駄になります。

そうならないためには、まず1週間の時間の使い方を明確にし、平常の授業優先で予定を組むこと。

特訓の授業に偏った勉強になれば、足元がぐらつく場合もあるので、要注意です。

特訓で扱う内容は、あくまでも平常授業の延長に置くべきです。間違い直しも「できる限り、できる場合に行う」というスタンスを明確にしておくこと。

暗記事項を徹底する

できるだけ早い時期に理科や社会、国語の暗記事項を見直しておくこと。

公開模試などで、点数を安定させることは、その後の自信にもつながりますし、勉強にもある程度余裕が生まれます。

それにばかり時間を取られるのは感心しませんが、暗記事項の復習は隙間時間にけっこうできるものです。

時間を上手に使うためにも、上手に取り組んでみてください。

偏差値55前後の人の勉強法

難関校まであと1歩の成績です。

やり方を見直すこと

ここは、これまでの勉強で何が欠けているかを見直し、欠けていた部分を改善、補充していく勉強を考えましょう。

その際、信頼できる塾の先生に相談するのもいいことです。

特訓授業は取るべきか

特訓授業などを選択する方がいいのかどうかも、よく考える必要がありそうです。

選択して時間に追われ勉強が中途半端に終わる子も出てきます。

逆に、選択したことで、時間を大事に使えるようになる場合もあります。

また、選択せずに、土台固めをして力をつけていく子もいます。

大切なことは、「今の自分にとって役立つかどうか」をしっかり見極めることです。

考える力を磨く勉強に

勉強の仕方そのものを見直さないといけない場合も多くあります。

例えば算数。これまでの勉強が「暗記」中心になっていませんか。

算数は、基本的な解法が頭に入ったら、あとはそれをどう使っていくか「考える」勉強が、実力をつけていくために必要です。

考える力を磨かなければ、難関校の入試問題に対応できません。

偏差値50前後だったら

受験のための土台を固める

土台固めを最優先すること。

この成績では、いろんな点で、やり方が不十分なはずです。暗記事項も、適当にやっていないですか?

間違い直しもきちんと理解してやっていましたか?

勉強のやり方が不十分だと、受験校を決めるのも中途半端になります。

やり切った感のない受験に終わってしまう可能性が高くなりますから、後悔だらけの受験になるでしょう。

これまでの不十分な勉強のツケを夏までに返せるかどうか、夏から入試問題を攻略することができるかは、これから5か月のやり方にかかっています。

平常の授業を、1回1回きちんとこなしていってください。

偏差値45以下の人は「やり方」を見直そう

受験するかどうかまで含めて今までのやり方を見直すこと。

やり方によっては偏差値は10前後伸びる可能性もありますが、そこまで伸ばすためには、これまでやってきたやり方を捨てないといけません。

1教科1教科、1単元1単元、ていねいに身に着けていくために、場合によっては家庭教師や個別の力も借りないといけないこともあるでしょう。

ただし、勉強するのはあくまでも本人。自分の頭で考え、やったことを身に着ける勉強にシフトしていけるかどうかが、成績を上げるためのカギになります。

自分自身と向き合うこと

本当に受験したいのか、どこの中学校に行きたいのか、そのために必死で頑張れるのか?家族でちゃんと話し合い、ただ、だらだら受験生として6年生を過ごすことをやめないといけません。

ひとつひとつのことを、きちんと身に着けて、問題が解けるようになろうという強い気持ちが、志望校合格への第1歩です。

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