入試2週間前からの過ごし方

年が明けたら、いよいよ入試本番まで2週間。

受験生のみなさんには、ここまで頑張った力を存分に発揮してほしいと思います。

次の点に注意して、入試を万全の態勢で乗り切りましょう。

1 体調管理

ここへきて、睡眠時間を削って勉強は「百害あって一利なし」です。

逆に体調を崩してしまう恐れもあります。

睡眠時間を十分に取ることと、早寝早起きを心がけてください。

入試は(一部、午後入試もありますが)基本的には午前中から。

朝型頭にしていきましょう。

入試の時に風邪をひいて保健室受験、では実力の半分も出せません。

(管理人の教え子には、当日40度の熱で受験し、難関中学に受かってきた強者もいますが…(^-^;)

2 知識のまとめ

どんどん新しいことに取り組んでいく、これも大切ですが、むしろ、今までやったことを見直していくことをお勧めします。

暗記事項は必ず見直す時間を作る

特に国語の語彙や文法事項、理科や社会の暗記事項は、今まで使ってきたテキストの総復習をしておくといいですね。

このとき、何となく目を通すのではなく、手を動かし書きながら、再確認していくといいと思います。

算数や理科の苦手単元は基本問題の解きなおしを

また、算数や理科の計算問題。苦手な単元がある人は、教科書(塾で使ったテキスト)の該当箇所を、最初から丁寧に解きなおしてみるのもいいでしょう。

子供の状況にもよりますが、苦手だからということで、その単元ばかりやることがないようにしましょう。焦るばかりでかえってマイナスになりかねません。

3 学校は休ませますか?

毎年毎年、保護者の方から「学校は休ませる方がいいのでしょうか?」とご相談を受けます。

塾によっては、冬休みが終わった後の入試までの10日間、毎日午前9時ごろから開室し、受験生を受け入れているところも多くあります。

中には細かく補習の予定を組んで、「学校を休んで塾に来なさい」と奨励している(と感じられる)ところもあります。

ですが、学校を休んで塾に行く、とか、学校を休んで家で勉強する、とかを誰かに決めてもらうというのはお勧めできません。

休む、休まないの判断はおうちで子供と相談して、責任をもって決めてください。

そして、休ませるなら休ませるで、その時間を有効に活用する方法を、しっかり考えておきましょう。

自分で考えることを放棄して「塾に丸投げ」という手もありますが、少なくとも「塾で最後の詰めをきちっとやってもらえるのか」「塾では何をやってくれるのか」ぐらいは確認しておきましょう。

学校は、絶対休まないといけない、とか、絶対に休ませないでください、とか決められることではありません。

少しがんばりすぎて、朝起きにくい場合は、休ませて体調を整える、と考えてもいいでしょうし、学校にいた方が気分転換もできるし、発散できるという子も多くいますから、その場合は休まないほうがいいでしょうし、知識の抜けをもう少し時間を取って補っておきたい、という場合は休ませて時間を確保してもいいでしょうし、ま、その子その子の状況によるということです。

休まないで皆勤賞をもらって、最難関に行った子もいますし、12月ごろから学校を2か月近く欠席する子もいます。

どうするかは、子供の状況で親が決めてあげるといいのではないでしょうか。

大切なことは「最後まであきらめないこと」

以上、簡単ですが、入試前の過ごし方を見てきました。

事前入試がもう始まります。初日から3日や4日の連続入試という人もいるでしょう。

一番大切なことは、体調管理をしっかりやって、最後まであきらめないで頑張りぬくということです。

入試直前まで成績は伸びるにもどる

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