何年生から塾に入れるのがいいのか?

中学受験で成功する、つまり希望する中学校に合格するためには、何年生から塾に入れるのがいいのでしょうか。

まず、大雑把ですが、現在何年生ぐらいから進学塾に入っているか。管理人の感触ですがだいたい次のような感じでしょう。

3年生より前 10%
3年生から  30%
4年生から  40%
5年生以降  20%

ざっとこんな感じです。

塾によって差はあるでしょうし、大手の進学塾に入る前に、幼児教育の教室に2年生か3年生まで通っている子も少なくないのですが、大手の進学塾にやってくるのは3年か4年というのが定番です。

子どもの状況をよく観察し、塾に入れる学年を考える

このサイトは「中学受験に成功する」ためにどうするか、をできるだけ具体例を織り交ぜながら、探っていきたいという目的がありますから、一般的にこうですよ~というのでは、みなさんに解答をお知らせしたことにはならないと思っています。

もちろん、みんながそうしているから、ということに限りない安心感を感じられる方は、同じように行動されればいいと思います。それでも大きな間違いはなさそうです。

で、話を元に戻します。

塾に行くのが早すぎても、遅すぎても成功できない

管理人の経験では、早くから塾に入れている方の、特に小3かその前から塾に入れている方の成功例は少なく感じています。
逆に5年生の途中からまたはそれ以降に塾に入ってきた方の成功例も少ないです。
3年生からの入塾になると、結果の出方は「いい 50%」「よくない 50%」ぐらいの感じで、いいか悪いかどちらかに真っ二つに分かれます。

また、5年生以降に入塾してきた子も,中には最難関校に合格してくる子もいます。

ですが、これはどちらかといえば珍しい例です。

やはり最難関に合格してくる子供は、早くても小3から、遅くても小4から、これが一つの目安になるでしょう。

重要なことは「いつから」ではない!

ここでもっと衝撃的な話。

3年から、あるいは4年から塾に入って最難関の中学に合格する可能性と、小5から塾に入って最難関に合格する可能性。

あくまで管理人の感覚ですが、実際のところは大きくは変わらない気がします。

もちろん、灘は別格。5年から始めるようでは、正直間に合いません。

ですが、他の難関校だと、やり方によっては間に合います。(本人の資質やその段階まででの脳や心の成長具合も大きいのですが、不可能ではない)

大切なことは、実は「いつから塾に入れるのか」ではなく、塾に入ってくるまでどう過ごしてきたか、塾に入った後をどう過ごしたか、にあるようです。

ですから、一般的に言われているように、4年生から入塾というのは、無難でしょうが、本人と親の覚悟、子供の資質などを勘案して、5年の最初から塾に入れるというのも考えていいかもしれません。
(大手の塾では4年生からの3年間で入試に必要なことをすべて学習するというカリキュラムになっています。)

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