2017年度高槻中学校、共学後初の入試、その詳細判明

高槻中学2017年度入試要項が出ましたね。

2017年度高槻中学校入試要項から

入試日程

試験日程は、今までの、「前期」「中期」「後期」の3回入試から、「A日程」「B日程」の2回入試に

2016年度までは、男子だけの募集で、3回入試を行ってきた高槻中学ですが、

2017年度は2回入試になってしまいました

実は、今まで最難関や難関校を受験した生徒たちの受け皿的な存在が、この高槻中学校でした。

男子で、灘や甲陽といった最難関で残念ながら失敗してしまった子でも(洛南や東大寺も失敗したとしても)「まだ高槻があるさ」と、本当に「最後の砦」になってくれていたのです。

ところが

2017年は、日程が2回になっただけでなく、その日程も、

1月14日(土)、1月15日(日)

と、連続日程。

これはアカ~ン、と思ってよくよく入試要項を見ると、

1月15日のB日程の方は、集合時刻が14時15分ではないですか!

つまりこれは午後入試。

1月15日のB日程の方は午後入試

なんですね。

灘や甲陽受験組が、受験終了後焦ってかけつければ間に合うということか。

つまり、西大和とガチンコということになる。

地理的に、高槻が若干有利と言えばいえるけど、

大学実績からいうと西大和に大いに分があるから、

やはり、西大和に抜かれる分も考えると、難易度的にそこまでじゃないというところか。

でもなぁ、今までの「最後の砦」ではなくなってしまうのですね。ちょっと、というか、かなり残念。

女子募集も始まった

募集人数は

A日程男子90名、女子45名

B日程男子85名、女子40名

で、合計は男子役180名、女子はその半分の約90名の募集ということになっています。

これは予想通り、ぐらいの人数ですが・・・

そして難易度は?

この結果、

・当然ながら男子は難しくなる

ただ、今までと試験日程が変わってくるので、特にB日程の難易度が読みづらい。

高槻を第一志望とする人は、なんとしてもA日程で受験してください、ということでしょう。

そして、B日程のこの組み方、おそらく学校側も難易度の設定ができていないはず。

男子の灘、甲陽、大阪星光狙いの受験生がどの程度受験してくるのか、ある程度読めても確実なものではないので。

しかも、先に書いたように、西大和とガチンコ対決。

ま、A日程の合格偏差値+5あたりは必要な気もするけど、これだって適当と言えば適当。

本気で灘・甲陽に受かりそうって人は合格するだろうけど、灘・甲陽合格ライン上の人も合格するだろうし。

東大寺、洛南専願で合格しても抜けていくだろうから、と考えて、結局、読めない。

・女子の難易度は

A日程で受験すれば、共学校で進学校である「金蘭千里」「開明」「清風南海」と比較するのが分かりやすそう。

各学校の清風南海A日程が2日目ということも考えると

清風南海S特B日程>高槻B日程>清風南海特進B日程>高槻A日程>開明スーパー理数>金蘭千里

(開明、金蘭千里は日程が変わってもあまり難易度が変わらないだろうという予測の元で考えました。)

こう見ると、B日程はそこそこの難易度。

例えば初日、四天王寺あたりと併願ということになると、四天王寺英数ⅠかⅡ押さえて、高槻受かるかどうか、みたいになりそうですね。

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